小型風力発電の普及拡大!プロジェクト公募【神奈川県】
神奈川県は小型風力発電の立地条件の制約が少ないことから、小型風力発電プロジェクトを公募しはじめました。
プロジェクトの狙いは以下の通りです。
平成 24 年7月からスタートした固定価格買取制度を追い風に、再生可能エネルギーの普及は進んでいますが、都市部において再生可能エネルギーによる発電量を増大させていくためには、太陽光発電に加えて、雨天・曇天時や夜間にも発電できる小形風力発電の普及を図る必要があります。本プロジェクトは、固定価格買取制度における小形風力発電の買取価格(55 円/kWh)を活用して、事業採算性が確保できることを検証し、その結果を公表して普及につなげることを目的としています。そこで、本プロジェクトをプロポーザル方式で公募し、実施に要する経費の一部を補助することにしました。
引用:小形風力発電プロジェクト公募要領
■応募内容
固定買取価格55円で買い取れる小型風力発電機を使用し、効果をPRする事業です。
■参加条件
法人で単独事業者または複数事業者です。ただし、複数事業主の場合、代表事業主が事業計画所を出さなければなりません。事業計画書を提出する企業を提案事業者とよび、この提案事業者になるための要件も全て満たさなければなりません。
詳しくは小型風力発電プロジェクト公募要領をご覧ください。
■プロジェクトに対する補助金
小型風力発電の設置費用に補助率1/3を乗じた額です。補助の予算額は866万7千円です。
■期間
期間 | |
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事業計画書提出 | 平成28年6月1日から8月1日まで |
質問期間 | 平成28年6月1日から6月17日まで |
プレゼンテーション | 平成28年8月中旬 |
選考結果 | 平成28年8月下旬 |
選考を通るには、プレゼンテーションにおける事業計画書が重要になってきます。
提案事業者の経営状況と再生可能エネルギー事業の実績、設置するまでのスケジュールや、周辺住人の理解を得られているか、投資回収、収支見込があるかどうか、設置後のメンテナンスや緊急時の対応が整っているか、そして、設置した機器を活用した地域貢献や普及啓発ができるかどうかなどが評価されます。
小型風力発電の実績データが少ない中、プロジェクトが実施されれば、これから普及拡大の一歩になりそうです。
また小型風力事業を始めたいが、なかなか踏み出せない法人様にとっては補助金を受けることができるチャンスであるため、これを機に事業計画書を出してはいかかでしょうか?
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