小型風力発電投資の流れを教えてください
小型風力発電導入の流れ
大型風力発電の事業フローをみると「計画から操業開始」までに8~9年かかるようですが、小型風力発電は環境アセスメント適用外のため、大型風車に比べて短期間で導入することができます。
また環境アセスメントが必要ないため、その分の費用も抑えることができます。
(引用:WinPowerより)
日本小型風力発電協会の手引きを見ると、導入までには大きく9項目やることがあります。
(参考:小型風力発電の手引き)
- 1.目的・用途を決める
- 2.資料(情報)入手
- 3.設置検討
- 4.設置決定・発注
- 5.設置工事
- 6.連系立会い
- 7.連系契約締結
- 8.運転動作確認
- 9.メンテナンス
1~9、各項目の内容を簡単にみてみましょう。
- 1.目的・用途を決めておきましょう。売電なのか、モニュメントや学校での環境教育のためなのかを決めます。目的をはっきりさせず導入を進めた場合、メーカーや設置業者、周辺の住民とのトラブルの元となる場合があります。/li>
- 2.メーカー等に問い合わせるなどして製品カタログ、価格比較、各社の小型風車を比較検討します。
- 3.小型風車の導入コスト・メンテナンス費用・保険内容・設置期間などを確認し、またどれだけの売電収入を得られるのかを計算し導入を検討します。
- 4.納期はメーカーまたは小型風車以外に導入する自家発電機設備の設置の有無によって異なります。
- 5.設置工事はユーザーがおこなうのではなく、必ずメーカーが指定した専門業者に依頼してください。
- 6.ユーザーは電力会社立ち合いのもと、申請内容、動作などの確認をします。
- 7.不具合がなければ電力会社との間で契約書を締結します。この時から売電が開始します。
- 8.電力会社との連系契約が済んだあと、メーカーによる動作確認を実施し、そのあと、保証書、メンテナンス、関係書類の手続きをします。
- 9.日常点検はメーカーが指定するチェックリストに従って、ユーザが行い、定期点検はメーカーもしくは設置業者が行います。
以上が小型風力発電導入の、おおまかな流れになっています。
土地付き小型風力発電の場合
上記は土地を所有しており、自分で設置業者をみつけ風力発電事業をおこなう場合の流れですので、土地付き小型風力発電の投資物件を購入する際はもっと手間を省くことが出来ます。
土地付き小型風力発電投資は、あらかじめ販売会社によって土地選定から風況調査・風力発電機の選定も済んでますので、後は価格や発電容量・立地などから物件を選ぶのみで容易に売電事業を開始することができます。
ただやはり、保証や保険内容、また風況調査がどれくらいおこなわれているのかは、購入前にしっかり確認をおこなうことは重要といえます。
実際にどんな小型風力発電物件があるのか見てみましょう↓
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