小型風力発電事業 建設開始! 中部地方初!
矢野建設公式ブログより
矢野建設が愛知県知多郡阿久比町植大茜に出力10.4kWのXzeres442SRを建設中です。風力発電は風車を何台設置するか、また風車自体の大きさによって必要な土地の広さはちがいますが、Xzeres442SR1基を建設するためには、230平方m(約70坪)が必要になります。では、設置した場合のシュミレーションをしていきます。
Xzeres442SR 仕様
定格出力 | 10.4kW |
---|---|
カットイン風速 | 2.5m/s |
カットアウト風速 | 25m/s |
定格風速 | 11m/s |
年間発電量(5m/s) | 16,899kWh |
年間売電収入(5m/s) | 929,445円 |
まず、Xzeres442SRの仕様をみると、平均風速5m/sで年間発電量16,899kWhありますので、年間売電収入は16,899*55円=約92万円です。税込み価格にすると約100万になります。
そして、気になる風況についてです。場所は海に面している愛知県ですが、阿久比町周辺は内陸部にあります。googleマップで見ると、周りは田んぼばかりで高いビル等、風を遮るような建物はありません。NEDOの風況マップで見てみると
平均で4.5m/sの風が吹くようですが、NEDOの風況マップは地上高30mでの計測しており、実際のタワーの高さは18mですので、実際の平均風速は下がる可能性があります。実際の風が平均風速4m/sだと仮定すると、Xzeresのパンフレットでは、年間平均風速4m/sで年間発電量約9000kWhくらいですので、年間売電収入は9000kWh*55円=495,000円、税込み価格534,600円になります。
平均風速が1m/s変わっただけで約50万円違ってくるので、場所を選ぶ際の風況はかなり重要です。
Xzeres442SRの完成は7月末になっていますので楽しみですね。
小型風力発電の稼働データが少ないため、メガ発風力はこれからも動向をチェックしていきます。
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