【ユーザーインタビュー Vol.4 】大阪府 O.T様:北海道で物件を探すその理由とは
今回は初めて太陽光発電所のオーナーになったユーザー様にインタビューしました。地元、北海道へ何か貢献したいという気持ちがあったそうで、そういった強い思いが、いい物件を引き寄せたのかもしれません。また、数年前に北海道で地震が起き、大規模な停電があった時の様子も聞かせていただきました。
北海道と太陽光発電
太陽光発電投資を始めようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。
もともと環境にいいことがしたいという思いがあったのと、今は大阪に住んでいますが、出身は北海道で、地元北海道に何か貢献出来ないかなと思っていたんです。そんな中ソーラーローンでもお馴染みの信販会社ジャックスさんが、2014年に創業地の函館に創業60周年を記念して太陽光発電所を建てたってニュースを見たんです。その時に待てよ、これ個人でもできるんじゃないかなって思って、調べ始めたのがきっかけですね。
それまで何か投資はやられていたのですか?
株は今でもやっていますね。あとは一度FXもやったことがあったんですが、ちょっと痛い目に合いまして 笑。大暴落して大損した経験が有りますね。それからはFXは一切手をつけてないです。
発電所現地写真:XSOL(エクソル)社製パネル使用
ジャックスさんのニュースを見るまで、太陽光で売電ができるというのはご存じだったのでしょうか。
ニュースを見るまで知らなかったです。家の屋根につけるタイプのは知っていたんですけど野立ての太陽光パネルで発電するのはそこで初めて知りました。で、そこから調べ始めたんです。ただ当時は分譲案件というと九州・西日本が多くて北海道の案件はなかなか見つからなかったんです。その3年後くらいに、自分で土地も探してそこに設置するようなことも検討したんですけど、土地もかなりの広さがいるし、まだ太陽光の情報も今より少なかった時代なので何をしたらいいのかわからなかったんです。なかなか手が出せないなぁと思っていた時に、ちょうどメガ発さんが開催していた大阪セミナーに軽い気持ちで行ってみたところ、その主催の販売店さんの案件もちょうど北海道で、たまたまローン審査も通ったので購入まで行ったという感じですね。
何かめぐりあわせのようなものを感じます。セミナーは何度か参加されたのですか?
当時は大阪開催の太陽光発電投資セミナーが少なくて、購入を検討したセミナーの前にも名古屋開催のセミナーに出たんですが、その時紹介してもらった滋賀県の物件は審査したら落ちちゃって 笑。なのでセミナーに参加したのは2回くらいですね。
セミナーに参加されてもなかなかお目当ての物件に出会えない方も多い中、かなり早い段階で希望の物件に出会っていると思います。
セミナーで紹介してもらった北海道の案件は、道東の物件と札幌に近い物件の2つを紹介してもらいまして希望の物件が、同じくセミナーに参加されていた方とくじ引きなってしまったのですが、うまいこと僕の方に当たったんですよね。その年はなんだかいろいろと運がよかったですね。
実際にご購入に踏み切った決め手はどういったところだったのでしょうか。
まず北海道の物件だったというところと、販売店さんの担当者がとても親切丁寧な対応だったので特に不安に思う点がなかったのが大きな要因ですね。
太陽光発電投資を知ってから、実際に購入するまで期間がある印象なのですが、その間は情報収集期間としてあまり本格的には動いていらっしゃらなかったのでしょうか。
他社サイトを使って北海道エリアを中心にちょこちょこ物件探しはしていました。ただなかなか希望の物件に出会わなかったり、いい物件があっても先にとられちゃったりって言うのが多くて、少し離れた時期がありましたね。
セミナーで初めて知ったこと
契約から売電開始まではスムーズにいきましたか?
契約したのが土地賃貸の物件で、行政書士さんに資料を作ってもらったんですが、書士さんへ依頼料が発生することを知らなくてびっくりしましたね 笑。
最初の見積もり以外にも費用が掛かってくることもありますからね。その他にかかった費用としては書士さんへの依頼料の他に何かありましたか?
予想外だったのがその費用くらいでしたが、印象が強いのが税金ですね、結構かかるなぁって思いました。
太陽光の税制措置は何か利用されましたか?
消費税還付は利用しました。で、その還付のシステムを理解するのに時間がかかったんですけど、すごい勉強になったなぁとは思いますね。
その他は何か手間だった手続はありましたか?
あとは淡々と進んでいくのであまり手間は感じなかったですね。担当者の方が丁寧に対応してくれて、ほとんどやってもらいましたね。
パワコン画像:オムロン社製パワコン9基使用、パワコン総容量49.5kW
購入前に太陽光については自分なりに調べていたんですか?
結構調べましたね。ただ、お金の面というよりは職業柄、技術的な面について調べてましたね。僕が欲しいと思った時はまだ九州が主流で、北海道はいい物件があまりないんじゃないかとか、雪が降るし太陽光の設置には適さないみたいな感じでネットに書かれていまして。でも実際にセミナーに出てみたら、温度が下がると発電効率が上がるという風に仰っていて、知らない情報を聞けたのでよかったですね。
セミナーに出てみないとわからない事は意外と多いかもしれません。
仰る通りですね。セミナーに参加して初めて知った情報だったので、あぁネットだけじゃ結構わからないものだなと思いましたね。
北海道と言うとどうしても雪のイメージが強いので、発電しないんじゃないかって思われている方は多いと思います。北海道の気温が低く発電効率がいいという情報はかなりネットで探しても、あまり見ないかもしれません。
あとはパネルの傾斜ですね。結構傾斜をつけてもらっていて、積雪しても傾斜によって雪が落やすい構造になっています。
北海道で起きた地震
購入前と購入後、何か心境の変化はありましたか?
売電開始後は遠隔監視システムで発電量をチェックしてましたね。あとは北海道の天気をよく見てました。
遠方に購入されるお客様にとっては遠隔監視システムは必須だと思います。
売電が始まったすぐあと北海道で地震がありまして、2018年に北海道で大規模な停電があった時ですね。物件の場所から震源も近くてかなり焦ったんですけど、販売店に聞いたら発電所はびくともしなかったみたいで、すごい頑丈に作ってくれてるなというのを実感しましたね。
パネルが割れたなどのトラブルもなかったのですか?
それ以外で特に大きなトラブルはありませんでした。その地震による停電で1日発電が出来なかったくらいで、管理会社の補償もあったので大損害というわけでもなかったですね。
かなり大きな地震でしたが無傷はすごいですね。メンテナンスはその管理会社さんにお願いしていて、有事の際は駆け付けて対応してもらってるのですか?
そうですね。地震の時もすぐに見てもらうことは出来なかったですけど、電話には出てくれて安心しましたね。
遠隔監視システム画像:監視システムはエコめがねを設置
購入するときはご家族の方に相談されましたか?
購入当時はまだ独身で、相談せずに決めようと思っていたんです。ただ最初にローン落ちた案件で販売店から親の連帯保証人があればいけるかもと言ってもらったので相談してみたところ、親には理解が得られず 笑。こういうシステムなんですって説明してみたのですが、投資自体にあまりいいイメージを持ってなかみたいで。 で、購入した方の発電所はほぼ自分だけで決めたって感じですね。
そうだったんですね。ご友人の方で太陽光をやられてる方はいらっしゃいますか?
全然いないですね。話してみても全く今まで知らなかったっていう人が多くて、僕はネットで調べたせいもあって、結構当たり前だと思ってたんですけど、意外と結構知らない人が多いなぁって印象ですね。
これまでにインタビューさせていただいた方も始めたきっかけは人それぞれありますが、友達や人づてで知ったという方はほとんどいらっしゃいませんでした。
そうですよね。家を買って屋根につけたって話はよく聞くんですけど、野立ては全然聞かないです。
実際運用してみて気づいたことはありますか?
結構、季節によって発電量が上下するもんなんだなぁって思いました。でも年間を通して見たらシミュレーションとほぼ一緒くらいなので、他の投資よりは予想通りに運用できるなぁって思いましたね。
収益の安定性は太陽光発電投資の魅力の一つだと思います。買う前に現地は見に行かれましたか?
見には行きました。ちょうど稼働したくらいですけどね。それまでは担当者から送られてくる写真とか、グーグルマップで見たりしていました。
完成した発電所を実際に見てどうでしたか。
架台を高くしてもらってたのもありましたが、見たときは圧巻でしたね。自分の地元も屋根に太陽光がついてるのは見たことがあったんですけど、この発電所周辺はメガソーラーが多いみたいで野立ての発電所だらけの光景は結構不思議な感覚でしたね。
北海道をメインにした物件探し
今後、増設の予定はありますか?
去年も今年もローンをチャレンジしてるんですけど、なかなか通らないんですよね 笑。やっぱり最近2基目は厳しくなってるみたいですね。アプラスさんで20年のローンもやっていて、通りやすいって聞いたので、小さめの案件でチャレンジしてみようかなって考えてます。ただ、出来れば北海道にこだわりたいっていう想いがありまして。それだと例えば信販を使わない場合は融資先の銀行さんを自分で探さなきゃいけないっていうのもあって、住んでるところなら近くの銀行さんも融資いただけるかとは思うんですけど。そこがエリアを北海道という遠隔地にしたデメリットかなって思ってます。
では基本的には今も北海道の案件をメインに探しているのですか?
そうですね。なんか地元じゃないとモチベーションがあがらなくて。前に地震のせいで北海道で停電が起きた時も、自分の太陽光発電所が電気を作ってくれたんで、そういう社会貢献的な観点から考えると地元の電気を作るというところにやりがいを感じますね。
発電所全景:XSOL(エクソル)社製325Wパネルを288枚使用、総容量93.6kWの発電所
物件を探す上で、希望条件に何か軸のようなものを持つことは大切だと思います。ただ最近は北海道の案件もかなり少なくなっているように感じます。
出尽くした感があるのか、だいぶ減りましたね。太陽光発電にとって、北海道はいい土地なんだっていうのが嬉しいことなのか悲しいことなのか広まっちゃいましたね 笑。
ひょっこり掘り出し物案件が見つかるといいですね。では最後になりますが、これから太陽光発電投資を始めようとしている人へメッセージをお願いします。
実際に契約して手続きをしていく中で、発生する経費について存在自体知らないようなものもあったりしました。無知過ぎたというのもありますが、何が必要になってくるのかというのは、セミナーに行った時や担当者と話す機会がある時に聞けるだけ聞いた方がいいと思いますね。
セミナーに参加して得られることは多いですか?
そうですね、資料請求だけじゃわからないことは結構多いなって思いました。あとは投資って言うとちょっと怖いなってイメージを持たれている方は多いと思いますし、セミナーも怪しいなって思う人もいると思いますけど、行ってみたらそんなに押しつけがましいなんてことはなくて、特に気が向かなかなかったらそれまででいいんで、気軽に行ってみたらと思います。
インタビューを終えて
みなさんは物件を探す際の条件を決めていらっしゃいますか?例えば引っ越し先の部屋探しでも最低でも三つは条件を決めておくと、自分好みのいい部屋に巡り合えるという話を聞いたことがあります。最近は太陽光の物件も数が少なくなってきているので、今回のO.T様の北海道エリアのように一つはこだわりを持って探してみることが、いい物件と出会うきっかけになるかもしれません。
地震でもびくともしないような発電所を案内している販売店を見つける手段の一つとして、太陽光販売会セミナーへご参加を検討してみてはいかがでしょうか。これまではお住まいや開催地によって参加が難しいセミナーも多かったと思いますが、最近ではオンラインで参加ができるセミナーが増えております。WEBサイト上や資料請求だけではわかりづらいことも、直接担当者に聞くことが出来るので、スムーズでわかりやすく情報を得ることができます。
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メガ発事務局 太陽光アドバイススタッフ
小野
お客様のご要望を上回る一歩先のご提案を目指し、日々業務に励んでおります。掲載物件の管理、各提携業者様とのやり取り、セミナーの企画管理と幅広くメガ発の運営に携わっており お客様へのご対応の際には、運営で得た経験をフルに活用し、お客様の声に寄り添ったご対応を心がけております!