【投資家 高橋健】に聞く!太陽光発電投資を始めた理由とは?
はじめまして、高橋健と申します。
まずは簡単に自己紹介をさせていただき、その後私がなぜ太陽光発電投資を始めたかについて記載させていただきたいと思います。
自己紹介
2014年4月に売電を開始し6年ちょっと太陽光発電投資を行っている個人投資家です。
普段は某企業で管理職をしている普通のサラリーマンです。(現在43歳)
今年中学生になった息子と妻の3人家族でハワイが大好きで毎年ハワイ旅行に行くために仕事と投資を頑張っています。(今年はコロナの影響で諦めましたが・・・)
今現在投資しているものは以下です。
- 不動産投資(7軒、アパート4棟)
- 太陽光発電所(低圧2箇所)
- 株式投資
- その他(FXや仮想通貨にも多少投資)
太陽光発電投資は不動産投資のサブという位置付けにはなっていますが、私の中ではかなり重要な意味を持っている投資で太陽光発電投資が私のポートフォリオを安定させているといっても過言ではない状態です。
今回は初めてのコラムということで私がどうして太陽光発電を始めることになったのかについてから説明したいと思います。
投資を始めた理由
まずは投資自体を始めた理由からです。
株式投資
初めての投資は株でした。今から21年前の社会人1年目の夏休みに初めて株を買いました。
当時夏休みが16日間あり、時間もあったのでいろいろ調べて、とりあえずトヨタ自動車の株を買ったのを覚えています。
社会人になって、お給料やボーナスをもらえるようになって学生時代(アルバイト)よりは多くのお金がもらえるようになったのですが、基本的には同期は全員決まった額をもらうだけで、頑張っても頑張らなくても関係ないんだなぁというのを感じてしまいました。
簡単にいうと企業というのは社会主義的な考え方なんだなぁというイメージをもったという感じです。
もっと稼ぎたいと思ってもサラリーマンの場合 基本は時間に対する対価で仕事の成果や評価で変わる部分は微々たるものというのが入社してすぐわかってしまい、かなり落胆したのを覚えています。
そこで実力さえがあれば誰でも稼げるもので初期投資が不要なものは何かということで株式投資を始めたというのが投資を始めたきっかけでした。
その後、株についてはかなり勉強をして、いろいろな手法を取り入れ一時は利益が300万円(含み益では1000万円)をこえた時期などもありましたが、ITバブル崩壊やリーマンショックで結局ほぼトントン(多少の利益)で一旦株式投資から撤退しました。
全体の景気が悪くなると一気に利益が吹っ飛ぶことを経験して、株では安定した利益を出すのが難しいと感じてしまったからです。(当時の考えで今はやり方次第では株も安定収入を得られる可能性もあると思っています。)
株から撤退した後は、毎月分配型投信や日経225オプションなどもかじりましたが、どれも安定せずに定着するものはありませんでした。
不動産投資
その後ベタですが、ロバートキヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」に触発されて不動産投資に興味を持って、本を何冊読んだかというくらい一気に勉強を始めました。(30冊は読んだと思います。)
そこで運命の出会いがあり、そこから一気に不動産投資を加速していくことになります。(後述しますが太陽光発電を始めたのもこの出会いがあったからです。)
その出会いとは、不動産会社の社長さんとひょんなことから仲良くなれたことです。
これは本当に偶然なのですが、私は幼いころからずっとサッカーをやっていて27歳からフットサルを競技でやるようになりました。
県内では優勝を争うチームだったのですが、優勝を争うライバルチームのオーナー兼監督がその不動産屋さんの社長さんでした。
その後そのライバルチームとの優勝決定戦に負けて優勝はできなかったのですが、優勝チームは上位のリーグに昇格することになっており、もっと上のレベルでプレイしたかったというのとそのオーナー兼監督の社長さんから誘っていただいたというのあって、翌年からそのチームに移籍してプレイをすることになりました。(今では家族以外で私の電話に最も電話が掛かってくるのがその社長さんになるくらい仲良くさせていただいています。)
地元の小さい不動産会社なのですが、社長以外2名いる社員のうちの1人がフットサルチームの選手で、社長さんとその選手の社員さんからおすすめの物件を紹介してもらえるようになり、まずは勉強も兼ねて450万円の戸建てから購入してみたというのが不動産投資を始めたきっかけです。
その後も1年に1、2軒ずつ物件を増やしてきて、現在は11軒(戸建てとアパート併せて)を所有しています。
太陽光発電投資を始めた理由
ここからが今回のコラムの本題です。
不動産投資で安定した収入を得られるようになってはいましたが、前々からリスク分散は必要であると考えていた時に国の制度でFITが開始されました。
FITや太陽光発電については、開始当初から興味もあったので知ってはいたのですが、最初は完全にスルーをしていました。
理由は、知識がなくて実際どれくらい儲かってどんなリスクがあるのかがわからないからでした。当時は低圧でも1区画2000万円くらいはしたので情報が十分で無いものを買うなら実績のある不動産投資の方がよいと考えていたからです。
そこから180度方針を変えた理由も前述した不動産会社の社長さんの影響です。
その不動産屋さんがFIT価格40円の時にまずは試しにということで低圧を1基すぐに購入して、売電を開始していました。(もっと大きな投資をするための試しという位置付けです。)
開始して半年くらい経った段階で、「ここまでの実績を見る限りかなり良さそうだからデータ分析をしてほしい」という依頼をその社長さんから受けました。(仕事としての依頼ではなく個人的な付き合いでちょっと見てみてという感じでの依頼です。)
私は元々理系で結構論理的なタイプなので、その社長さんからはいろいろ分析の依頼を受けることがあり、その流れで太陽光発電所の各種データをもらって分析をしてみたという感じです。
パネルメーカーから出るシミュレーション値と実発電データを比較したり、ランニングコストや経年劣化率を考慮したROI(投資回収率)を計算したりをしたのですが、その結果どうみても「ものすごく良い」の一言でローリスクミドルリターンであることは間違いないという結論にたどり着きました。
自分の発電所のデータではないので公開することはできませんが、簡単にいうと投資回収の障壁になることがほぼ無く間違いなく投資回収をして最終的には大きな利益を出すことができるというのが分析の結果です。
リスクに関して
リスクと考えられるのは、自然災害により発電所の崩壊・盗難・故障・天候不良による発電量の減少があります。
ただこれらのリスクも自然災害・盗難・故障は保険に入っていれば全て補償され、さらに売電補償の保険に加入すればこれらの要因で発電できない時期があれば売電想定分も補償されることになります。
天候不良も1ヶ月単位や1年単位でみれば異常気象もありますが、20年間で考えると突然晴れの日が半分になるということは考えられないので無視できるリスクであると考えることができます。
その他のリスクとしては、FITで20年補償された買取価格が突然変更されるなどになったら大きな問題ですが、それだと破綻する人が多く出て、さすがに国でも簡単に変更することはできないと考えています。(前述の通り新規案件は徐々にFIT価格が減額されているので既存の発電所は当初の価格で維持されると考えています。)
とういうことで不動産会社の社長さんともこれは全力投資でOKという結論に至りました。
発電所を所有してから
その後、その不動産会社は高圧を数カ所低圧もいくつか投資をすることになり、私も急いで土地から探してもらい、なんとか2箇所低圧を購入することになったというのが太陽光発電を始めた理由です。
FIT価格は、40円+税から始まって翌年に36円+税になったのですが、私の2カ所の発電所が36円+税の時に売電を開始することになったのはこんな背景があったからです。
その後、3基目も探して土地は何ヶ所か交渉をしてOKももらったのですが、連系費用が高額な場所がほとんどでいまだ2基しか所有出来ていないというのが現状になります。
ここまで6年ちょっと売電をしてきましたが、最初に分析をした時の想定通りの結果がほぼ出ており、日常点検と雑草対策くらいの負荷だけで安定収益を出すことができています。
条件が合う案件があればもう1,2基は太陽光発電所を購入したいとは今でも考えています。
今後もしもまたコラムを投稿する機会をいただくことができれば、ここまでの太陽光発電所の運営で実際にあったトラブルのことや実際にどれくらい負荷が掛かっているかや実際にどれくらい利益が出ているかなども掲載していければと思っております。
長めのコラムとなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もあればまたよろしくお願いします。
プロフィール
投資家
高橋健
自由な生活を目指して、不動産投資と産業用太陽光発電でコツコツ不労所得を増やしている43歳です。
ラットレースから一日でも早く脱出したいと思い8年前に不動産投資を始めました。現在は、収入源を複数にするために産業用太陽光発電(50kw)2箇所の運営もしております。
高橋 健@ソーラー投資と不動産投資 (@soccerboo2012) | Twitter