メンテナンスレポート② -ツルの恩返し!?-
先日、四国の発電所にメンテナンスの必要性を判断する目的で現場調査に伺いました。発電所のオーナー企業は関東の会社なので、なかなか目が届かないということで、視察後にメンテナンスを契約するかどうか判断するとう内容での調査でした。
こちらの写真ですが、まずパワコン付近を点検したところ、ツルが伸びているので、なんだか怪しい雰囲気です。
パワコンの側面にツルが伸びてきていて、パワコンの中に入り込んでいるのですが、細いツルなのでそんなに問題ないかな?と思いましたが…
側面のカバーを開けてみるとびっくり!中にはツルがこんなにも入り込んでいました。外見からは細いツルに見えても、中でこんなに繁茂しているのです。 ちなみにこの部分は、パワコンを冷却するためのファンが回っている場所なので、もう少しツルが伸びてファンが停止した場合は、パワコンも高温になって停止してしまったかもしれません。
オーナー企業様はこの現状を鑑みて、弊社とのメンテナンス契約をして頂きました。今回の視察は、ツルのおかげで定期メンテナンスの重要性を認識頂けたので、メンテナンス会社としては「ツルの恩返し!?」と言えたかもしれません。
5月のGW明けからお彼岸明けくらいの時期は、除草シーズンとも言われ、パネル前の雑草に目が行きがちですが、ツルや蔦でもこのようなケースが多くみられますので、定期的なメンテナンスをしっかりとすることをお勧めいたします。
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