太陽光発電メンテナンスの資格まとめ

ここでは太陽光発電メンテナンスにおける資格や認定制度についてまとめています。
資格や認定を持っているかどうかはメンテナンス業者を選ぶ際の1つの指標となるので、是非業者選びの参考にしてみてください。
また、太陽光発電に携わっている方はこの機会に資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

太陽光発電メンテナンス技士資格

「太陽光発電メンテナンス技士資格」は一般社団法人 太陽光発電安全保安協会（JPMA）が試験を実施し、付与している資格です。
メンテナンスの基礎はもとより太陽光発電の基礎知識からメンテナンスの実践的な内容までを習得することが可能です。
太陽光発電のメンテナンスが義務化されていく中で、注目の集まる資格の1つでしょう。

資格の特徴

• 現場で生かせる資格
• 経験を問わず誰でも取得可能
• 充実のサポート体制でアフターフォロー
• 施工業者の方におすすめ
• ビルメンテナンス・清掃業者の方におすすめ
• 不動産業者の方におすすめ

取得要件と費用

■資格取得要件
1.資格認定講座・技能講習会の受講
2.確認テストの合格のテスト

■取得費用
65,000円（税別）

協会の基本情報

太陽光発電メンテナンス技士補

「太陽光発電メンテナンス技士補」は資格予備校のLEC（株式会社東京リーガルマインド）を指定教育機関として、太陽光発電安全保安協会（JPMA）が認定している資格です。
太陽光発電の基礎知識とメンテナンスのノウハウを身につけ、正しい太陽光発電の運用を目指す資格です。

JPMAが独自に実施している「太陽光発電メンテナンス技士」よりも比較的に簡単に取得できる資格で、同じ資格ではないので注意してください。
また、メンテナンス技士補を取得後、「太陽光発電メンテナンス技士」にステップアップすることも可能で、その場合、特別価格で講習を受講することができます。

費用

■受講料（税込）：29,800円
※登録料及び更新料はありません。

PIAの技術認定

太陽光発電システムの保守メンテナンスや点検業務に関する技術開発を行っている太陽光発電検査協会（PIA）では太陽光発電技術者の育成とスキルアップを目指して、講習や研修を行い、終了した者には技術認定が交付されます。
協会が発行しているテキストを使って、実習を交えながら太陽光発電システムの保守点検について学ぶことができます。

認定の内容

技術認定には2日間に渡って講習が行われる第2種技術認定と、2日間に渡る第1種技術認定の2種類があります。
第2種技術認定では太陽光発電やメンテナンスの基礎的な内容を習得することができ、第1種技術認定ではI-Vカーブやサーモカメラなどより実践的な技術を習得することができます。

この技術認定はPIAが会員向けに行っている制度なので、まずはPIAに入会する必要があります。

PV施工技術者制度

太陽光発電協会（JPEA）が開設した「PV施工技術者制度運営センター（Jcot）」が運営を行う制度。
一般住宅の太陽光発電システムの施行に必要な基礎的な知識や技術の認定を行うことで、業界全体の施行品質水準の確保、向上を図る目的があります。

太陽光発電のメンテナンスに特化した認定制度というわけではありませんが、点検と維持管理についても習得することができます。

株式会社ウイズミーの保守・メンテナンス研修

東京都品川区に本社がある株式会社ウイズミーが提供する太陽光発電の保守・メンテナンス研修。
保守点検ガイドラインに基づくメンテナンスの学習や、実際の発電設備と測定機器を使用した実習により、IV測定やモジュールチェック、赤外線サーモによるホットスポット確認を学習することができます。

会社概要