50kWを超えると高圧連系になるのではないですか?
現在販売されている土地付き分譲型太陽光発電の中には、「54kW」や「60kW」のものが販売されており、お客様からも「50kWを超えてるけど高圧にならないの?」といったお問合せをいただくことがあります。
なぜ50kWを超えているのに「低圧」なのでしょうか?
モジュールかパワコンの容量が50kW以下であれば「低圧」となる
太陽電池モジュールもしくはパワーコンディショナのどちらかの容量が50kW未満であれば、50kW未満の低圧連系システムとして認定されます。例えば、10kWパワーコンディショナを5台使用した場合は、太陽電池モジュールを50kW未満に、反対に太陽電池モジュールの容量を50kW超とした場合には、パワーコンディショナを50kW未満にすることで50kW未満で認定されます。
経産省でも太陽光発電の出力の考え方について案内しています。
太陽光発電設備の発電出力の考え方について
太陽光発電設備における発電出力については太陽光パネルの合計出力とパワーコンディショナーの出力のいずれか小さい方の値を申請することとなっていますが、パワーコンディショナーを複数台設置している場合の出力については、各系列における太陽光パネルの合計出力とパワーコンディショナーの出力のいずれか小さい方の値を、それぞれ合計した値をもって申請することとしてください。
出典:太陽光発電設備の発電出力の考え方について
系列毎に出力の小さい方を申請することになっています。つまり、販売されている「54kW」や「60kW」の分譲商品は、モジュールかパワコンのどちらかが50kW未満ということです。
ただし、販売されている商品全てが「低圧」とは限らず、稀に「高圧」で販売されているものもあるので、購入の前には必ずチェックするようにしましょう。メガ発では「高圧」商品の場合は必ずご案内させていただいているので、安心してご利用ください。