消費税5%→8%に増税で買取価格(売電価格)が上がる?
2013年度の買取価格(売電価格)は住宅用で38円/kwh、産業用で37.8円/kwhです。来年度より消費税が増税されるわけですが、37.8円/kwhで設置した方は2014年度より38.88円/kwhと買取価格(売電価格)が少しUPします。
また、土地付き分譲太陽光発電についても、36円(税抜)の設備認定を受けている物件の買取価格(売電価格)は平成26年度より38.88円/kwhとなります。
住宅用は税込、産業用は税抜
平成25年度における住宅用太陽光発電の買取価格(売電価格)は内税、産業用太陽光発電の買取価格(売電価格)は外税となっています。産業用における25年度の税抜買取価格(売電価格)は36円/kwhですので、来年度からは[36円/kwh×消費税8%=38.88円/kwh]となります。1kwhあたり約1円ほど売電収入が増加することになりますね。
来年(2015年)の10月からは消費税10%で売電収入が更にアップ!
来年の10月からは消費税が10%になる見通しです。37.8円/kwhと39.6円/kwhを比較すると差額は1.8円/kwhとなります。たかが1.8円と思うかもしれませんが、低圧50kwの太陽光発電だと、年間で約10万円も売電収入が変わってくる計算になります。
平成26年度に産業用太陽光発電を設置した方はラッキー?
2012年度の買取価格(売電価格)は住宅用、産業用共に税込42円/kwhだったのに対し、2013年度は産業用が36円/kwh+消費税です。来年は買取価格(売電価格)+消費税になるかは分かりません。これから消費税率が右肩上がりになっていくのはほぼ間違いないので、今年設置された方、または売電権利(設備認定)を取得した方はラッキーだといえるでしょう。
設備認定の申請期限はいつまで?
まだ公表はされていませんが、昨年(2012年)度は資源エネルギー庁より『2月22日を目安にしてください』との通達がありました。
<平成24年度の買取価格(売電価格)の適用関係について>既にご案内のとおり、発電設備の認定作業は、申請書類が整ってから認定まで、1か月程度の期間がかかっています。このため、本年2月5日に、「設備認定を今年度中に受けたい場合には、2月22日(金)までを一つの目安として」申請するよう、お願いをしてまいりました。
参照:資源エネルギー庁
今年も2月中旬くらいを目安にしたほうがいいかもしれませんね。申請を検討されている方はお早めに。