2016年度の物件購入メリットを教えてください。
大きく分けて2つあります。一つは50%特別償却による節税メリット、もう一つは売電価格40円や36円という希少な物件を、まだ購入可能な点です。
50%特別償却が受けられるのは今年度まで
太陽光発電設備は、ある一定の要件を満たすことで、生産性向上設備投資促進税制という税制措置を受けることができます。さらに、28年度までは50%の特別償却を選択することが可能となるため、購入後すぐに購入物件の50%分の税額控除を受けることが可能です。
この特別償却は今年度までの税制となるため、税金対策をしたい方にとっては、今年度の購入は非常にメリットがあるといえるでしょう。(本税制による償却は2017年3月までで受付を終了しています。)
来年度以降売電価格が高額な物件が市場から消える可能性あり
先日『2017年4月に認定大量取り消しの見込み。タイムリミットは2016年6月30日!』でもお伝えいたしましたように、平成29年3月31日までに接続契約を締結していないと認定が失効するという、新たな制度概要が公開されました。
これにより新制度へ移行後、まだ連系が済んでいない新規物件に関しては、現在の状況にかかわらず、全て来年度以降(24円以下)の買取価格(売電価格)になる可能性があります。 現在掲載しているような40円、36円という物件が29年3月31日以降完全に消滅するかもしれません。
現在でも、売電価格が40円、36円という物件は希少なものとなりましたが、こうした物件購入のチャンスは、今年度が最後になるかもしれません。
まとめ
以上の2点で、今年度の物件購入には来年度に比べ多くのメリットがあるといえるでしょう。
希少な高買取価格(売電価格)物件はこちら⇒<売電価格40円の物件>、<売電価格36円の物件>
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