太陽光発電所を売却する際に必要な資料【売電明細】
新築の太陽光発電所を購入する際、収益の目安は業者のシュミレーションを利用し算出することになります。
中古太陽光発電の場合は実際に稼働していることから、売電実績を基により正確な収益シュミレーションが可能になります。
そのため、所有している太陽光発電所を売却したいといった場合には過去の売電明細が必要な資料の一つになります。
しかし、何らかの理由で売電明細を紛失した方もいらっしゃると思いますので、ここでは、各電力会社毎に売電明細の取り寄せ方法を見てみたいと思います。
*お問い合せの際は、稼働している太陽光発電所の各管轄の営業所にお電話をおかけください。
電力会社 | 取り寄せ方法 | お問い合せ先 |
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北海道電力 | お取り寄せ可能。 | お近くのほくでん一覧 |
東北電力 | お取り寄せ可能。 | お近くの営業所 |
北陸電力 | 取り寄せ可能。 (高圧の場合と低圧の場合で連絡先が違います) 最長1年5カ月前だったら可能だが3年前になると確認が必要 |
お近くの窓口 |
東京電力 | お取り寄せ可能。 | カスタマーセンター |
関西電力 | 資料請求(有料)可能。ただ、資料請求は2016年11月で廃止。 「はぴeみる電」に登録すれば、過去の分を拝見できます。 |
営業所一覧 |
中部電力 | 取り寄せ可能。 | 再生可能エネルギーについて |
中国電力 | 1年半前を目安に発行可能。 | 最寄りの営業所 |
四国電力 | 取り寄せ可能。 | お近くの支店 |
九州電力 | 過去5年間の明細を取り寄せ可能。但し書類提出が必要。 | 営業所・配電事業所先一覧 |
沖縄電力 | インターネット・窓口でも確認可能。 | 事業所一覧 |
この様に、各電力会社によって発行できる期間や取り寄せ方法が違います。また今後、対応が変更される可能性がありますので、明細の不足がある場合は一度お早めにお問い合わせされることをオススメします。
現在は、遠隔監視機器を設置しお持ちのスマホ、タブレット、PCで売電状況を確認できるサービスも数多くあります。
こういったサービスは発電状況の確認の他、各月の発電量をインターネット上にデータを保存できますので、明細を紛失した場合も発電実績として利用することも可能です。