神奈川県が土地貸し・売却を募集
神奈川県では、太陽光発電の買取制度開始以降『屋根貸し』のマッチング事業を行っていましたが、平成26年度から『土地貸し・売却』のマッチングを始めました。更に太陽光発電の導入を進めていくようです。
土地の登録要件
- ・売却予定又は概ね20年間継続して賃貸できる神奈川県内の民有地であること。
- ・平坦な部分の面積(北向きの斜面の面積を除く)が、150㎡以上の一団の土地であること。
- ・周囲に受光障害物(山、森林、ビル等)がなく、日照条件が良好であること。
- ・原則として、造成並び建築物等の除却及び立木の伐採等の必要がないこと。
- ・工事車両が進入できる道路に接続していること。
- ・土地の敷地内又は近隣に送電線の電柱が存在すること。
- ・開発関係法令により、太陽光発電設備の設置が規制されていないこと。
神奈川県がマッチングの場を提供しているので、自分で探すよりは信頼度の高い業者と出会うことができるかもしれませんね。土地の情報も、県のホームページで公開されるわけではなく、発電事業者からの情報提供申請に基づいて提供するので、誰にでも見られるわけではありません。条件に当てはまる土地を持っている場合は登録だけしておいてもよいかもしれませんね。
登録申請の受付期間
平成26年4月1日(火)から平成27年3月16日(月)まで
申請方法
神奈川県産業労働局地域エネルギー課へ、様式をメールで送るとともに、添付書類を持参又は郵送することとなっています。
申請書類は、実施要領(登録申請書を含む)などが、平成26年4月1日(火)から、神奈川県産業労働局地域エネルギー課のホームページからダウンロード可能です。
高まる太陽光発電用地のニーズ
今、県や地方自治体が屋根貸しや土地のマッチングサービスをなぜ行なっているのか?太陽光発電自体の考え方に変化が起きているからだと考えられています。
少し前までは、土地を所有している人しか太陽光発電システムをつける事が出来ず、持っていない人は無関係だと思われがちでした。一部の人が自分で土地を調達して発電事業を行なうケースがあったぐらいです。土地の確保から施工業者の選定等、かなりの手間がかかるため、普通に働いている人にはなかなか難しいの現状です。
しかし、近年では土地と太陽光発電がセットになったものが登場して、土地を持っていない人でも手軽に売電事業が始めれるようになりました。投資としての需要が多く、販売事業者が土地の確保に追われるケースが増加していることが理由としてあげられます。
メガ発では、全国各地の太陽光発電用地をご紹介していますので、様々な物件情報と比較検討することができます。土地活用でお困りの方や土地をお探しの方は、ぜひご相談下さい。