パネル価格動向

著者名:
Tomatosoup
公開日:
閲覧数:
638
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見出しのグラフはパネル価格(モジュール価格)の動向を示しています。使っているデータはPVinsightsというサイトから私が入手したもので、これをグラフにしました。サイトの説明では、データは多結晶パネルの価格で、メガソーラークラスの大口購入での最低価格を示しているらしいです。大口の最低価格なので、実勢よりかなり低くなっているのではと思いますが(半額くらい?)、変化の動向はつかめると思います。

 

サイトのデータは毎週変わりますが、見出しに使ったグラフは、毎週のデータの月平均をプロットしたものです。図を見て判りますように、昨年の6月に急落したものの、今年に入ってからの価格は安値ですが安定して推移しているようです。昨年の価格急落は、中国が太陽光発電の導入を促進から抑制するという政策変更を発表したことによるものでした。やはりパネルのダブつきが起こったのですかね。下には見出しよりももう少し詳しい(週ごとのプロット)グラフを示します。

最近の最低価格は0.214セント/Wと、とんでもなく安いレベルで留まっています。グラフに見られますように、昨年の急落前も少しずつ価格低下していましたが、その低下を延長(破線)しても当分は0.215セント/Wにはなりません。昨年の急落で当面の価格低下分を食ってしまったようです。価格低下の線が今のレベルになるのは来年中頃ぐらいになると思われます。

 

つまり来年までは今のような価格レベルが続くということですかね。

 

 

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