2021年6月の私の野立て発電所実績

著者名:
Tomatosoup
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2021年6月の私の野立て発電所の発電実績を報告します。パネル1kWあたりの一日発電量で計算していますので、皆さんの発電所との比較検討にもご利用できます。

 

  • 発電所データ
    場所:茨城県筑西市
    容量:太陽光パネル60.48kW、パワコン49.5kW
    売電:税抜36円

 

  • 6月の毎日の発電実績

   

上の表、及び図は6月の毎日のパネル1kWあたりの発電実績です。今年は5月から梅雨気味だったので、6月は酷いことになるかと思いましたが、それほど悪くありませんでした。1ヵ月平均での一日平均発電量は3.584kWh/kW*day、設備利用率に換算(月平均の3.584kWhを24時間で割る)して14.93%でした。

 

 

  • 設置以来の各月1kWあたり平均一日発電量。赤線が今年の値

図を見ればわかりますが、先月はこれまでの6月のほぼ平均的で、酷かった5月よりも多い発電量でした。

 

 

  • 各月の最大一日発電量の推移

これはパネルに劣化が生じていないかの検証のためにモニタリングしています。先月に引き続き少し悪い状態です。この程度だと劣化しているかどうかの判断はできませんが、先日、保守をしている業者から一部の発電が少し落ちている(パワコンベースで見た時)という連絡がありました。全体ではあまり発電量の低下は見られなかったのですが、どこかおかしいかもしれません。近いうちに検査に行きますので、何か判りましたらご報告します。

 

  • 投資回収率。

現在、検針票は2021年6月まで届いています。その6月までの85か月間の売上実績で見ると、投資回収率は100.1%です。先月は99.6%でほぼ投資回収しましたが、今月は100%を超えました。6月の検針だと5月の発電成績中心に支払われることになり、5月は発電成績が悪かったので、売り上げは伸びませんでした。投資回収も0.5%しか伸びていません。

100%回収と言っても表面回収だけなので、実際には保守などの経費が掛かっています。経費は土地代、保守委託代、モニターの通信費、保険代、資産税に加え、年に一度ほど行っている保守の立ち合い経費で、売り上げの20%ほどとなっています。従って、現在設置7年ですが、実質的に投資回収できるのは9年目の終わり頃になると見られます。

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