中古発電所が新規発電所より高く売れる!
- 著者名:
- Tomatosoup
- 公開日:
- 閲覧数:
- 1508
最近、太陽光発電所の中古(セカンダリー)市場が活況を示しているそうです。中古物件の中には新規の倍の価格で取引されるものもあるようです(太陽光発電所の買収急増 新規拠点の倍額で取引も)。
中古が新規よりも高値と言うのは妙に思えるかもしれませんが、これには太陽光のFIT制度特有の問題が影響しています。
FITの買取り価格は当初40円/kWhでスタートしましたが、その後どんどん下がり、今年は11円/kWhになっています。今年の新規発電所による11円/kWhでの20年間売り上げより、昔の40円/kWhの発電所のFIT残り期間の10年間ほどでの売り上げが約2倍になっているのです。更に、新しい発電所は建設費が昔より安くなっていますから、結果的に中古発電所が新規発電所の倍以上の価値を持つことが起こりえます。記事によると1Mの太陽光発電所が4億円以上で取引された例があるようです。
私の発電所もそうですが、初期の発電所には10年未満で投資を回収しているところが多いので、今、売却すると売却額がほとんど利益になる状況です。もちろん、売却するには相手にもそれなりの利益を与えなければなりませんから、その分、売り手の利益は減ります。少々利益が減っても資金を手にしたいというオーナーが発電所を売却しているのでしょう。
それにしても、太陽光発電所の中古市場がいくら活況を呈しても、再エネの拡大には繋がらないので、私としては「何だかなぁー」と言う思いで記事を読んでいました。すると、このような太陽光の売り手には売却資金を風力などの再エネ開発に投資するところもあるようです。風力発電は風況による当たり外れが大きく、その風況の予想が困難なのが問題と言われています。従って、風力に投資しても必ずしもうまく行くとは言えませんが、太陽光発電の利益がそのリスクヘッジに使われ、少しでも再エネの拡大につながると良いですね。
登録20,000名突破!メガ発のお得な無料会員登録
太陽光発電投資をはじめたいけど、どうすればよいのか、どんな物件を選べばよいのか、悩まれている方も多いでしょう。
太陽光発電について誰に相談してよいかわからない方、まずはメガ発の無料会員登録でメルマガを受け取りませんか?
■会員登録するとこんなサービスが受けられます!
- 太陽光発電投資のすべてがわかる無料ebookプレゼント
- 会員様限定の非公開物件の閲覧可能
- ご希望の物件が追加されたタイミングでプッシュ通知にてお知らせ
- お得なキャンペーン・セミナー・新着物件・クローズド案件のメルマガ配信
■こんな方におすすめ
- 年収があまり高くない…⇒年収は300万円以上からOK
- 既に融資をかなり組んでいる…⇒信販会社のローンが組めるため、ローン残債や借り入れが多い方でも融資可能
- リスクが心配⇒固定価格買取制度によって買取期間と単価が保障されているため長期安定投資
- 発電所を建てる土地は?⇒土地を所有していなくても土地と太陽光発電設備がセットになっている商品のため土地仕入れの手間なし
- 遠方の物件はちょっと…⇒業界最大級の物件取扱数なので各地域、様々な条件で物件をお選びいただけます。
※土地の有効活用、処分を考えている方のご相談も承ります。