中古発電所が新規発電所より高く売れる!

著者名:
Tomatosoup
公開日:
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最近、太陽光発電所の中古(セカンダリー)市場が活況を示しているそうです。中古物件の中には新規の倍の価格で取引されるものもあるようです(太陽光発電所の買収急増 新規拠点の倍額で取引も)。

 

中古が新規よりも高値と言うのは妙に思えるかもしれませんが、これには太陽光のFIT制度特有の問題が影響しています。

 

FITの買取り価格は当初40円/kWhでスタートしましたが、その後どんどん下がり、今年は11円/kWhになっています。今年の新規発電所による11円/kWhでの20年間売り上げより、昔の40円/kWhの発電所のFIT残り期間の10年間ほどでの売り上げが約2倍になっているのです。更に、新しい発電所は建設費が昔より安くなっていますから、結果的に中古発電所が新規発電所の倍以上の価値を持つことが起こりえます。記事によると1Mの太陽光発電所が4億円以上で取引された例があるようです。

 

私の発電所もそうですが、初期の発電所には10年未満で投資を回収しているところが多いので、今、売却すると売却額がほとんど利益になる状況です。もちろん、売却するには相手にもそれなりの利益を与えなければなりませんから、その分、売り手の利益は減ります。少々利益が減っても資金を手にしたいというオーナーが発電所を売却しているのでしょう。

 

それにしても、太陽光発電所の中古市場がいくら活況を呈しても、再エネの拡大には繋がらないので、私としては「何だかなぁー」と言う思いで記事を読んでいました。すると、このような太陽光の売り手には売却資金を風力などの再エネ開発に投資するところもあるようです。風力発電は風況による当たり外れが大きく、その風況の予想が困難なのが問題と言われています。従って、風力に投資しても必ずしもうまく行くとは言えませんが、太陽光発電の利益がそのリスクヘッジに使われ、少しでも再エネの拡大につながると良いですね。

 

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