年末に大きなニュースが2つ
- 著者名：
- Tomatosoup
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今年はもう終わりと思って、この１年の主なニュースを纏めましたが、その後に大きなニュースが２つありましたので追加しておきます。下記の２件です。
- 低圧太陽光も出力抑制の対象に
発電に占める太陽光の割合が多くなり、系統安定のために低圧の太陽光も出力抑制の対象にする方針のようです（来春から「FIT初期の低圧太陽光」も出力抑制、オンライン代理制御で）。そうは言っても、私たちが太陽光を設置した頃は出力抑制の話などなかったので、抑制と言われてもマニュアルで止めに行かなければならず現実的ではありません。そのため経産省は代理抑制という方法を考えました。これは我々のような、出力抑制をオンラインではできない発電業者に対しては、我々の代わりにオンラインで出力を制御できる業者が代理で出力を止め、彼らが失った利益を我々が補填するというやり方です。
いやぁ、こういう手があったのか。良く考えましたねぇ。まぁ、実際にこの方法で我々が抑制の対象になるのはまだ先の話だと思いますが、実施される可能性は高いと思います。ちょっと嫌なニュースです。
- 美作市のパネル新税が議会通過
岡山県の美作市長が太陽光パネルに新税をかけようと何度も議会に諮っていましたが、それが遂に成立したようです（「太陽光パネル税」、美作市議会で可決、パネル1m2当たり「50円」）。課税対象はかなり緩和されて、高圧と斜面に設置された低圧に制限されるようですが、こんな案は通らないだろうと思っていましたから、驚きです。ただ、施行のためには国の同意が必要なので、まだ確定したわけではありません。国の政策に反する税制なので、国は同意しないのではないかと思いますが、心配なニュースです。
多分、今年はもうこれ以上ニュースは出てこないと思います。では皆様、良いお年をお迎えください。
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