4月のニュースから

著者名:
Tomatosoup
公開日:
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最近は太陽光に関してあまり大きなニュースは無いのですが、ちょっとしたニュースはありますね。これからはそのようなニュースから、私の独断でいくつか纏めてレビューしたいと思います。

 

  • 太陽光発電の抑制問題

春になって暖房の電気需要が無くなる一方で、日射量が伸び太陽光発電が余るようになってきました。このため、あちこちの電力会社で太陽光発電の抑制が要求されるようになっています(例えば、再生可能エネルギー出力制御の見通し)。抑制になると発電事業者は売電できませんので、損をしたような気になってしまいますが(確かに損なのですが)、私は、これは太陽光が一人前になってきた証拠だと喜ぶようにしています。今の太陽光発電は需要に関係なく発電全量を売る方式ですが、これは需要家に優しくないですね。本来、電気は必要な分を提供するもので、余分があれば何とか処理しなければなりません。太陽光もそれができるようになってきたということで、それだけ社会的な責任を果たせる電源になったと喜んでいます。

 

  • 発電所の電線盗難事件

太陽光発電所の電線盗難事件が頻発しているようです。最近では手口も大掛かりになってきて、メガソーラーから7トンものケーブルが盗まれたりしています。太陽光発電所はほとんどが無人運転で、構造も簡単なため狙われやすいようです。なかなか良い対策が無い中で、面白いニュースがありました。ケーブルにアルミを使うというものです(銅線の盗難で発電停止したメガソーラー、復旧工事にアルミケーブルを採用)。要するに、アルミは安いので盗んでも割に合わない、というのが狙い目。アルミは銅より少し電気抵抗が高くなるけれど、軽量で安く、かつ盗難の恐れが無いなら価値がありそうです。ただ、これには盗む側が一目でアルミと判り諦めてくれないといけないですね。このあたりうまくいけば良いのですが。

 

  • カラスによる投石被害

カラスが石をパネルの上に落とし、パネルにヒビが入る、これもよく聞く被害です。カラスは結構賢くて、パネルの上に石を落として遊んでいるという説もあります。私が見つけた記事(迷惑千万、カラスが「遊び」で石投下?)では、カラスが警戒する鳴き声を流して防ぐ方法が紹介されていましたが、まだ有効な対策は見つけられていません。石でパネルが割れても発電量の低下は知れていますが、割れたところから水が浸入して漏電を起こしたり、導通不良を起こして発火したりする恐れがあります。カラスのいそうなサイトでは細めに視察してパネルに異常が無いか調べる必要がありそうです。

 

  • ストレージパリティが実現するか

ストレージパリティとは「蓄電池を導入しないよりも、導入したほうが経済的メリットを得られる状態」のことで、太陽光発電のように安定化に蓄電池を使う場合は是非実現して欲しいです。今では太陽光発電は十分に値下がりしているのですけれど、蓄電池がまだまだ高いことが問題です。では蓄電池の価格がどれぐらいになれば、ストレージパリティになるのでしょう。参考なる記事がありました(ストレージパリティとは)。これによると蓄電池の容量1kWhあたり6万円/kWhを切るとストレージパリティになるようです。例えば10kWhのバッテリーなら60万円以下なら良いということになりますね。今はまだ100万円以上するのではないかと思います。記事によれは2020年代後半になればストレージパリティが達成されそうだとなっています。これは本当に待ち遠しいです。

 

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