東電からインボイス番号の問い合わせが来た、なんて答えよう
- 著者名：
- Tomatosoup
- 公開日：
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今年の10月からインボイス制度が施行されますね。それに向けて東電からインボイス番号の問い合わせが来ました。下図のような問いに答えるものです。
これに合わせて、下図のような説明書も添付されていました。
これを見ると、インボイス登録をすることが当然のように書かれていますね。
しかし皆さん、覚えておられるでしょうか。私のようなFIT売電の免税事業者に対しては、インボイス制度導入後もインボイス事業者登録なしに税込み売電できるよう「制度的に措置する」とエネ庁から報告されていました（納得再生可能エネルギー インボイス制度関連）。ここのエネ庁の表現、「インボイス登録が無くても、現在の買取り価格が変更されることはありません」となっていて、「現在の買取り価格」に消費税が含まれるのかどうかわからない表現になっているのが気に入りませんが、「インボイス制度に関する対応は不要」と堂々と書いているのですから、消費税込みと見るのが妥当でしょう。
つまり、今、売り上げ1000万円以下でFIT売電をしている業者は、「インボイス登録しなくても良い」ことになっているのです！！！ インボイス登録しなくても、これまでと同様に消費税込みでの売り上げが維持されます。従って、今回の東電の問い合わせに対しては、インボイス制度への「登録予定なし」と答えれば良いのです。
ただ、売り上げが1000万円を超えている方は登録してくださいね。でないと、消費税をもらえなくなります。インボイス登録の必要がないのは現在免税の人達です。
それにしても東電のこの通知は難解で、本当は登録の必要のないのに、気の弱い人は心配になってインボイス登録してしまうかもしれません。皆様のところにもこのような問い合わせが来ているでしょうか。落ち着いて、間違えずに対応していきましょう。
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