太陽光発電の廃棄問題?

著者名:
Tomatosoup
公開日:
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先日、下記のような記事がありました(太陽光発電「終活」に難題 2030年代、廃棄費用足りぬ恐れ)。

つまり、太陽光発電の廃棄問題ですね。

斜面に設置された太陽光発電が、FIT期間が終了したら放置されて、不法投棄や災害誘発に繋がる恐れがあるというような内容です。まず私の第一印象を言うと、記事では斜面に設置され災害リスクがある太陽光発電所が全国で1600カ所あるとなっているけれど、1600カ所って全体の何%ぐらいなのかな、と言う点です。

 

統計によると2021年までに日本に78GWの太陽光発電が導入されたらしいので、例えば1カ所あたり1MWとして、全体で78000施設となります。そうすると記事で言っている危険施設の1600カ所は2%ぐらいと言うことになりますね。正しいとは言えませんが、そんなに大きく外れていない値だと思います。

 

2%であっても危険なものは対策が必要な訳ですが、それがまだ講じられていないので問題だ、と言うことになります。そこまでは正しいですね。

 

ただ、現実には太陽光発電に限らず、2%ぐらいのものに危険性があるというのは想定しないといけない範囲で、行政指導ななどで是正していかなければなりません。問題は、このような危険な設置をしている太陽光は、不良業者が運営している場合が多く、指導に応じない不良業者にどう対応するかというのが難しい点でしょう。

 

一方、この記事は途中からパネル廃棄の一般論にすり替わってしまって、問題点がぼけてしまっている感がありますが、パネル廃棄は一般論として国を挙げて取り組んでもらって、このような2%かその一部の危険設置の不良業者に対しては、個別に強力に対処していくしか無いと思います。

 

不良業者に対しては、みんなで対抗していかなければなりません。業界はもちろん、国や地方自治体、更に地域の人が協力して、不良設置・不良業者を摘発し対処していくことが必要だと思います。

 

パネル廃棄の問題については、現在でもいろいろ技術開発されていて、問題は無いと私は見ています。

 

この記事は焦点がぼけてしまっているだけで無く、パネルの廃棄問題が解決されていなくて太陽光発電は問題であるかのような表現になっているのが残念でした。

 

 

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