発電量の評価方法２ パワコン毎のモニタリング
- 著者名：
- Tomatosoup
- 公開日：
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- 875
前回は発電量の比較評価にソーラークリニックを使うのは有効だということを書きました。しかい、最近ではパワコン毎のモニタリングが可能になっていますので、それを使えば比較対象を探す必要が無くなることも指摘しておきました。
その例を示します。
まず、私が持っている野立て発電所にはパワコン毎のモニタリング装置がついています。L社のみえループです。パワコンは5.5kWが5台でパワコン毎にモニタリングしています。昨年9月の晴天の日の発電状況は下図のようになっていました。
ほぼ全部が揃って発電していますね。
今年の1月の晴天日には下図のようになっています。
緑の線（PCS7）が変ですね。黄色（PCS2）と青（PCS0）も少し少ない気がします。昨年11月にこれに気がつき、委託管理者に現地調査してもらいました。結果はPCS7には午前中に近くの高い木の影がかかっていること、PCS0とPCS2は風圧低減のために設置角を10度に抑えた（他は15度）アレイであることが判りました。どちらも対策しようもない問題で、そのままにしてありますが、原因が判ってホッとしました。
パワコン毎のモニタリングが役に立った例でした。
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