PVビジネスセミナーで聞いた「神のパリティ」
- 著者名:
- Tomatosoup
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皆さんは「神のパリティ」と言う言葉をご存知でしょうか。私は知りませんでしたが、先日PVビジネスセミナーに行った時に初めて聞きました。
「グリッドパリティ」という言葉は良く聞きますね。これは太陽光発電のコストが配電線(グリッド)の電気のコストと同じになっていることです。「グリッド」は送配電線で、「パリティ」というのは「等価」と言うような意味ですかね。グリッド上の電気のコストは発電コストに送配電のコストを加えたものになりますから、この場合は、太陽光発電コスト=既存の発電コスト+ 送配電コスト ということになります。従って太陽光発電はまだ既存の発電より高くついています。
既存の発電と競合できるためには、発電段階でコストが同じになる「発電パリティ」を実現しなければなりません。私はそれが太陽光発電の目標だと思っていました。現実には海外で太陽光発電の「発電パリティ」が実現されているようですね、日本ではまだですが・・・。
これに対して「神のパリティ」というのは、下図のように太陽光発電コスト + バッテリーコスト = 系統電源コスト、つまり太陽光発電+バッテリーで「グリッドパリティ」と言うことらしいです。なぜ「神」なのか判りませんが、海外でGod parity と言われたようです。グリッドとゴッドの響きが似ているからですかねぇ。とにかく、これが実現されると発電パリティどころではありません。
太陽光発電は不安定なのが問題とよく言われますが、バッテリーがあればそんな問題は無くなります。しかもバッテリーを合わせて「グリッドパリティ」になれば、もう怖いものなしです。バッテリーだと負荷の急激な変化に対する追従も可能だし、騒音もありませんから、既存の発電方式よりずっと競争力があります。だから「神」なのかなぁ。欲を言えば、太陽光発電+バッテリー で「発電パリティ」になって欲しいところですが、太陽光発電+バッテリーは分散電源として需要側に設置されることが多いのでグリッドパリティでも十分なようです。
今の常識では、既存の電源より高い太陽光とバッテリーを組み合わせると、既存の電源よりはるかに高くなってしまうと考えがちですが、実は太陽光発電やバッテリーのコストは近年急激に下がっていて(下図)、「神のパリティ」を達成するのは遠い将来では無くなっているようです。セミナーではこのように太陽光発電やバッテリーコストが急激に下がっていることを「恐怖の館」と言っていました。既存電源から見るとそうなるかもしれません。
「神のパリティ」が達成されると世の中変わっちゃいますよ。石油も原子力も要らないってことですからね。しかも家庭でもどこでも発電できる。最初の図ではそれが2019年に達成されるというのですが、さすがにそれは無理そうですね(笑)。しかしあと10年ぐらいで達成されるかもしれません。
10年先ぐらいなら私もまだ元気でしょう。20年先だとちょっと判りませんが(笑)。いやぁー、私の元気なうちに「神のパリティ」を目撃したいですね。
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