海外製パワコンの点検は危険?

著者名:
Tomatosoup
公開日:
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私は真面目に太陽光発電所の保守を行っているつもりで、と言っても保守を委託しているだけで自分では行っていませんが、毎年保守業者が行う一年点検には立ち会って状況を確認しています。今年は発電所の1基が5年になりますので、定期点検では絶縁試験や地絡試験をすることにしました。5年ごとに丁寧な点検を行うというのは、一般的な電気設備の保守方法に従ったつもりです。

 

しかし、パワコンによっては危険で絶縁試験を行えないものがあるそうですね。驚きました。海外のパワコンはほとんど絶縁試験が行えないそうです(分散型パワコンの盲点「点検時の関電・損傷リスク」、保安協会が断る場合も)。まぁ、これは高圧の設備の分散型パワコンついての話で、低圧がどうなのかは不明ですが気になります。

記事によると「高圧の太陽光発電設備を電気技術主任者が定期点検するという制度は、世界中で日本と韓国にしかない」そうで、海外製のパワコンは点検を想定した設計にはなっていないようです。海外では点検しないのですかね。

 

具体的にはパワコンの太陽光側入力にスイッチが無く、コネクタで太陽光ストリングを直接パワコンに繋ぐようです。このコネクタが安全設計でなく、コネクタで切り離そうとすると事故になる可能性があるようです。

 

しかし、絶縁試験では高電圧をかけるため、ストリングを切り離して行わなければなりません。太陽光ストリングはDCですから高圧となると適切な機器で切り離さないと危険です。記事によれば、保守会社によってはコネクタでのストリングの切り離しを禁止しているところもあるそうです。そうなると、絶縁試験はできませんね。低圧ならコネクタで切り離しても大丈夫かもしれませんが、やっぱり怖いですよ。確実にアークは飛ぶでしょう。

 

私の発電所のパワコンは日本製でスイッチがありました。私の知っているところではSMAのパワコンを使っている人が、ソラメンテでストリングチェックをしていると言っていましたから、多分スイッチがあるのでしょう。他はどうでしょうか。ややこしそうですね。定期点検ではこの辺りの状況を良く考慮して計画していかなければなりません。設備が古くなってくると、絶縁試験をできるだけやった方が良いのですが、電気屋さん(電気主任技術者)と十分協議して行った方が良いですね。

 

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