太陽光発電、5年間の出力変動
- 著者名:
- Tomatosoup
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私の発電所は運用開始して5年経ちましたが、今のところ特に問題は起こっていません。もっとも、5年ぐらいで変になられては困ります。ただ、出力の微妙な変化は見られますので、少しデータを使って紹介します。
紹介するデータは私が毎月実績報告している発電所のものですが、これは低圧分割で分譲しているものの一つの区画を私が購入したものです。その上で、発電量管理のために他の区画のデータもオーナーのご厚意により貰っています。発電所の設置条件はどの区画も同じで、比較が容易です。パネル出力60.5kW、パワコン出力49.5kWで、もちろん角度・向きは同じです。パネルはアップソーラーという中国の会社のものです。
区画は9つに分割されていて、A~Fに分けています。データは各区画の毎日の発電量をパネル1kWあたりで求め、その比を求め、それを5年間に亘ってプロットします。本来なら比はずっと1になる筈ですが微妙に異なりました。では見ていきましょう。
- まず1例目。これはA区画対E区画。比は5年で僅かに波打っていますが、バラツキは2-3%ぐらいしかありません。
- 2例目はC区画対E区画。上記よりも少し波が大きくなっています。このように少し波打つものが一番多かったのですが、これはその代表例です。
- 3例目はD区画対E区画。バラツキは2-3%ありますが、波打ちはありませんね。きれいなデータです。
これらを全体的にみると、バラツキが2-3%ぐらいに収まっていて、劣化もほとんど見られません(2例目は少し劣化があるかなとも言えますが)。まずは一安心です。
全区画の中で、A区画にはスネイルトレイルがかなり見られ、安定的に動くのか気になっていました。E区画は全体の中で比較的安定的に作動しているので比較の基準に用いました。C区画やD区画は代表的に取り上げたものです。
で、気になっていたスネイルトレイルの影響は、1例目の結果から、今のところ無いと言えます。5年ではね。
しいて言えば、全体的に見て、5年でバラツキが少し大きくなったかな、という気がします。まだ十分に許容範囲ですけれど・・・。しかしこの調子で行くと10年目ぐらいには、もっとバラツキが大きくなって1割を超える変動が出てくるかもしれません。
とりあえず5年では普通の太陽光発電所ならほとんど劣化は無いということは判りました。しかし、まだまだずっとモニタリングしていかないとならないですね。
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