太陽光発電のコストは結局いくら?
- 著者名:
- Tomatosoup
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すみません。計算間違いを発見しましたので訂正します。赤字で示しています。
このブログでも以前に取り扱った、経産省発表の太陽光発電などの2030年コスト(太陽光30年最安に、発電コスト8.2~11.8円 経産省試算)が話題になっています。この発表をもって太陽光発電が「安い」と言う意見と「高い」という正反対の意見に分かれているためです。
「安い」と言うのは経産省発表の数値をそのまま使って、他の発電方式より安いというのが根拠ですが、「高い」と言うのは太陽光発電は不安定で夜は発電しないためその対策を含めると高くなるというのが根拠のようです。太陽光発電が不安定なのは確かなのですが、その対策に必要なコストがはっきりしないため、この比較が難しくなっているようです。
双方の言い分は正しいわけですが、太陽光の不安定対策をした時にはどれぐらいのコストがかかるのか、知りたくなりますね。テスラー社のパワーウォールを使って変動対策をした時の現状のコストについて試算しようと思います。
もちろん、最近のいろいろな制御技術や揚水発電を使うとそれほどのコストをかけなくても対策できるのかもしれませんが、ここでは確実に対策できる方法として、バッテリーを使う場合の現状コストを見てみましょう。テスラー社のパワーウォール2を使ってバッテリーで1kWhを充放電するといくらかかるか計算します。
パワーウォール2は13.5kWhで99万円らしいですが、設置工事費は不明です。私の勝手な想像で工事費を36万円(そんなもんでしょう)とします。そうすると工事費込みで135万円と言うことになります。すると容量1kWhあたり10万円と言うことになります。
で、パワーウォールは何回ぐらい充放電できるでしょうね。昼間に充電して夜放電すると1日に1回ほどですが、雨や曇りもあることを考え、1日に充放電が1回弱とします。そうすると、1年間で約300回、寿命が20年として20年間で6000回充放電できるようです。これぐらいが限度じゃないですかね。そうすると、パワーウォールは容量1kWhあたり6000kWhの電気を充放電できることになります。つまり、電気代として1kWhあたり
135万円/6000=22.5円 10万円/6000=16.6円
の電気代が余分にかかることになります。
で、経産省の試算では太陽光の発電コストは8.2~11.8円/kWhですから、バッテリー込みにしますと22.516.6円を加えて 30.7~34.3 24.8~28.4 円/kWh と言うことになります。・・・計算、合ってますかね。
家庭用の電気代だと30円/kWh弱ぐらいですから、確かに太陽光はまだ高いと言えますが、現状でもそこそこいい線いってますね。
もっとも日本のバッテリーは高くテスラー社の倍以上しますから問題外です。できたらテスラー社の価格も今の半分ぐらいに下がって欲しいですし、太陽光の発電コストは、私は8円/kWh以下になるだろうと思っています。いずれにしても太陽光は十分に競争力のある電源になってきました。心強いですね。
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