2021年9月の私の野立て発電所実績

著者名:
Tomatosoup
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2021年9月の私の野立て発電所の発電実績を報告します。設置後約7年経ち、表面的には投資回収できていますが、経費等を考慮すると後1年ほどかかるペースです。発電実績はパネル1kWあたりの一日発電量で計算していますので、皆さんの発電所との比較検討にもご利用できます。

 

  • 発電所データ
    場所:茨城県筑西市
    容量:太陽光パネル60.48kW、パワコン49.5kW
    売電:税抜36円

 

  • 9月の毎日の発電実績

上の表、及びグラフは月の毎日のパネル1kWあたりの発電実績です。9月前半の天気が悪かったのがグラフを見ると良く判ります。先月1ヵ月平均での一日平均発電量は2.732kWh/kW*day、設備利用率に換算(月平均の2.732kWhを24時間で割る)して11.38%でした。9月の後半は頑張ったものの、あまり良く無い成績でした。

 

 

  • 設置以来の各月1kWあたり平均一日発電量。赤線が今年の値

やはり9月の成績はあまり良くなかったようです。グラフを見ると、9月としては設置以来の下の方になっています。今年は7月、8月、9月とずっと成績が悪いですね。9月には保守業者の報告を受けて点検を行い、不良パネルを2枚発見しました。今はメーカーと交渉中なのでまだ交換はしていません。今月には交換の予定です。また、モニターの通信状況も調整しました。これで状況が良くなってくれたら良いのですが、10月の成績がどうなるか気になります。

 

 

  • 各月の最大一日発電量の推移、赤線が今年の値

これはパネルに劣化が生じていないかの検証のためにモニタリングしています。グラフを見ると先月の値はほぼ例年通りと見られます。前述しましたように不良パネルが2枚あったのですが、その影響はそれほど大きくないものと思います。

 

  • 投資回収率。

検針票が来ている2021年9月までの87か月間の売上実績での投資回収率は、表面上では104.1%なので4.1%の利益と言うことになりますが、運営経費(土地賃借代、保守委託費、通信費、電気代、その他一般活動経費)を売り上げの15%と考えると、投資回収率はまだ90%ほどに留まります。しかし、100か月以内には投資回収可能なペースです。

 

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