2枚の不良パネルを発見した話の続き

著者名:
Tomatosoup
公開日:
閲覧数:
1439
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数回前のこのブログで、私の発電所から2枚の不良パネルを発見した話を載せました。その後、それらのパネルがどうなったかを報告します。

 

まず見つけられた不良についてですが、下図が不良パネルのうちの1枚のIVカーブ図です。もう1枚も同じような様子でした。不良と判断したのは、赤丸で示されたところの歪みです。何か接触不良を起こしているような感じですね。私はもう少しゆがんだカーブを想像していましたので、意外でした。面白いことに、2枚とも同じようなところで、同じような歪を示していました。

私にはちょっと原因は判りませんでしたが、担当している保守員は以前にも他の発電所で同じような現象を見たことがあり、その時、メーカーにIVカーブを示して不良を連絡したところ、メーカーは無償交換に応じてくれたので、今回も無償交換は可能だろうと言っていました。

 

その後、保守会社からメーカーが無償交換に応じてくれたとの連絡があり、先日、パネルが届いたので交換いたしました。交換には私も現地に行って、改めて不良パネルを確認してきました。下の写真が不良パネルのうちの1枚です。

見たところ、全くわからないですね、まぁ、それは予想していたことですけれど。もう1枚も同じような感じです。IVカーブの感じでは、どこか接触不良しているのではという気がしますが、見ただけでは判りません。不良パネルはメーカーに送り返されて、メーカーで原因分析するということですが、メーカーでも判らないのではないかという気がしています。

 

とにかくこれでほぼ一件落着。

今回の不良は、発電所全体の出力で見ると検出できなかったような出力低下を、パワコン毎にモニタリングしていた保守員が見つけたものでした。パネル不良による収入減は年間で1万円ぐらいではないかと思います。考え方によってはもっと顕著な出力不良となるまで放置しておいても良いと考えることもできたでしょう。それは運営者の考え方次第ですね。

 

今回の一連の作業は保守契約の範囲内でできましたので、出費はありませんでした。私は普段の保守を全て保守会社に任せていますので、こういう機会でもなければなかなか現地に行って保守会社の人と話す機会がありません。その意味で、現地に行って保守員と意見交換しておいて良かったと思っています。

 

ところで、この発電所のパネルにはスネイルトレイルが多少見られていました。他にインターコネクタの変色なども見られました。しかし、今回のパネル不良とは関係なさそうです。なかなか見た目だけで不良を見つけるのは難しそうですね。

 

 

 

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