太陽光発電設備を作るのに使ったエネルギーはどれぐらいで取り戻せるか

著者名:
Tomatosoup
公開日:
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太陽光発電はCO2を排出しない電源だと言うと、設備の製造にエネルギーを消費しているから、その時にCO2を排出している筈だと反論されることがあります。それは確かにそうなのですが、製造に消費したエネルギーを太陽光発電ですぐに発電して取り戻してしまえば、それほど問題にはなりませんね。では太陽光発電はどれぐらいの期間で製造に消費したエネルギーを取り戻すことができるのでしょうか。

 

これは専門家の間ではエネルギーペイバックタイム(EPT)という言葉で評価されていて、太陽光発電は大体2年ぐらいで製造に消費したエネルギーを取り戻すと言われていました。信頼おけるデータとしては、といっても少し古いですが、産総研が平成19年に出した報告(太陽光発電のエネルギーペイバックタイム・CO2ペイバックタイムについて)が参考になると思います。下図がそのまとめです。

1991年に10年もかかっていたEPTが平成19年頃には2年ほどになっており、将来的には更に下がると見られています。この図でお分かりのように、CO2の取り戻し(CO2PT)に関してはEPTより2-3割長く時間がかかるようですが、やはり2年ほどで取り戻せます。

 

再エネ以外発電方式でも設備のEPTはそれほど大きくないと思われますが、化石燃料は発電時に発生するCO2を取り戻せません。原発は多分、EPTもCO2PTも小さいと思われますが、何せ放射能の問題がありますから、比較困難です。

 

EPTやCO2PTは太陽光普及の上で重要な指標ですから、ぜひこのような客観データとともに覚えておいて下さい。

 

 

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