2021年を振り返って2
- 著者名:
- Tomatosoup
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前回は太陽光発電の一般ニュースで2021年を振り返ってみました。今回は私個人に今年あったことで、皆さんの参考になるのではないかというものを振り返りたいと思います。
- 不良太陽光パネルの発見と対処
私が運営している筑西の発電所は今年で7年になりますが、そこで不良パネルが2枚発見されました。発電容量60kWですから300枚ほどあるパネルの中で、2枚の不良を発見するのは難しいことですが、私が保守を委託している会社の保守員が毎日パワコン毎の出力をチェックして発見しました。ちなみに、発電所全体の出力をモニターしていた私は全く気が付きませんでした。現地で不良パネルの調査・同定、メーカー交渉、パネル交換を行って11万円の経費が掛かりました。これによる出力の改善は0.2-0.3%程でした。この発電所の年間売り上げは300万円ほどですから6000-9000円ほどの改善となります。FIT期間はあと13年なので、損得だけを見ると少し損だったかもしれませんが、一連の作業をしたことに私は満足しています。ただ、経済性を考えると、発電所全体での出力に影響が出るほどの不良が出るまで待ってから保守をすることを皆様には勧めますね。良い経験でした。
- 投資の回収
前述の発電所は、8年目で表面的には投資回収できました。実際には保守委託費、土地賃貸料、モニターの通信費、保険、税金などの経費がありますので、回収にあと2年ほどかかりますが、取りあえず一段落したという気がします。初期のFIT太陽光は10年以内で投資回収できているところが多いのではないでしょうか。
- 売電先の変更
筑西の発電所はエナリス社に1.5円/kWhのプレミアを付けて売電していたのですが、エナリス社が買電事業から撤退したため、売り先を東電に変えました。うまく変更できるかどうか心配でしたが、意外に簡単に変更できました。後で判りましたが買電事業から撤退した新電力はエナリスだけではなかったようですね。どことも順調に変更できたそうです。
- 太陽光売電事業の変化
友人から太陽光発電導入の相談を受けていろいろ調べましたが、もうFITやFIPでの売電事業は難しくなっていて(予想していましたが)、代わりに自家消費や自己託送、PPAなどの事業に移ってきているようです。これは、太陽光発電のコストが通常の電気と競争しうるレベルにまで下がっていることを意味しており、歓迎すべきことだと思います。また、送配電網の余裕が少なくなってきているので、自己託送したくでもできない地域が増えてきていることも知りました。友人の場合は事業所の屋根が空いているため、自家消費の太陽光導入を検討しているようです。これからは空いている屋根はぜひ活用していきたいですね。
以上が、私にとって今年の有益な出来事でした。皆様の参考になれば幸いです。
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