売上の消費税がもらえなくなる!
- 著者名:
- Tomatosoup
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インボイス制度と言っても興味のない方が多いのではないかと思いますが、これまで「益税」となっていた消費税がもらえなくなる制度と言うと関心を持ってもらえるのではないかと思います。
これまで売り上げ1000万円以下の零細業者は消費税納付を免除してもらっていましたが、インボイス制度が導入されるとこの免除が無くなりますから、「益税」も無くなることになります。それがインボイス制度の狙いです。従って、50kW以下の低圧太陽光発電を1-2基ぐらいで運営している発電業者はこれまで消費税納付免除でしたが、これからは納付しないといけなくなります。年間に何十万円かの減収になりますから、無視できませんね。
インボイス制度の導入は2023年10月からと言われていますから、あと1年ちょっとですが、まだ知らない人も多く、混乱することが予想されます。このため、経産省では混乱を避けるための検討を始めているようです(インボイス制度の導入に伴うFIT制度運用上の対応について)。
読んでも判り難い内容ですが、多分この資料の最後のところがミソだと思います。そこには下記のような表現があります。
この文章を読んでも、良く判りませんね(笑)。インボイス制度を導入しても、対応していない太陽光発電業者が出てくるでしょうから、それに対して買取りの電力会社に「消費税負担分を措置する」らしいです。この「措置」って何でしょうね。想像するに、「電力会社は太陽光発電業者に消費税を払わなくて良い」のではないかと思います。つまり、我々は消費税をもらえなくなるということです。もちろん、消費税を貰っていないので、納付する必要もないでしょう。結果として「益税」は無くなります。
まぁそれが良いのでしょうけれど、これまでより手取りは減ります。お判りでしょうか。
消費税をもらうためにはインボイス業者として登録しておく必要があります。その場合は消費税を納付しなければなりませんが、太陽光発電は仕入れ率70%の簡易課税が認められでいますので、残りの30%分の消費税を納付するだけで済みます。私はこの方が得になると見ていますが、手続きが面倒な人は消費税抜きの取引にする手もあるでしょう。
もっとも、これはまだ経産省の案の段階で確定していません。今後の推移を見ていく必要があります。
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