パネル価格動向
- 著者名:
- Tomatosoup
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太陽光パネルの価格がどんどん下がっていた頃は、よくパネル価格動向を分析・投稿していましたが、近年は価格が安定してきているので、ずっと投稿していませんでした。昨年は物価上昇の年でしたので、パネル価格はどうなっているか気になるところです。下図はここ数年のパネル価格の動向です。
上記の価格はPVinsightsというサイトから私が定点観測しているものなので、ドルベースでの値となります。このサイトの説明では、データは「メガソーラークラスの取引の最低価格」ということです。このため私が実感している価格の半額程度に思いますが、相対的な変動は参考になります。
グラフを見ると明らかですが、2020年頃からパネル価格はあまり変わっていません。2021年のシリコンの価格上昇の時に少し上がりましたが、それほどでもありませんでした。インフレとなった昨年では、ドルベースですが意外にもパネル価格は下がっています。最近、私はパネルの購入活動をしていませんので、実際がどうなのかよく知りませんが、少なくともドルベースでは上がっていないのではないでしょうか。ウクライナ危機で皆さんの関心が石油や天然ガスに移ってしまっていて、太陽光の需要が減っているのでしょうか?
恐らくこれは一時的な現象で、これ以上の値下がりは期待できないだろうと思います。
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