太陽光発電保守の小道具3 「日射計、電流計」

著者名:
Tomatosoup
公開日:
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今回は簡単な小道具についてご報告します。

 

私は現地でとりあえずパネルがまともに動いているかどうかを、日射計と電流計で確認しています。太陽電池の電流はパネル温度にはあまり関係なく、日射強度にほぼ比例しているので、この2台を持っていればパネルの大体の動作状態が分かるので便利です。

 

  • 日射計

私が使っている日射計はTENMARSのSolar Power Meter TM-206というもので、アマゾンなどで1万円ぐらいで購入できるでしょう。

 日射計

日射を厳密に測定するにはサーモパイルというものを使った高級な測定器が使われていますが、そんなものは現場の作業には必要ありません。私の持っているような簡単な日射計はSiセンサーで測定していると思いますが、その方がかえってSi太陽電池の評価には適しています。

 

  • 電流計

いわゆるクランプメーターというものを使うのが便利です。クランプメーターは配線を変えることなく、電線をつかむだけで簡単に電流が図れます。

クランプメーター

クランプメーターは汎用品なのでどこでも売っていると思いますが、私は小型で分解能が0.01Aの位までの直流電流が測れるものを使っています。太陽電池の電流は8Aぐらいのものが多いのでこれぐらいの分解能がある方が良いでしょう。0.1Aの位まででも使えますが、少し不便です。ただ、クランプメーターは交流電流しか測れないものが多いので、直流が測れることを確認してください。これも1万円ほどです。

 

この2台を使ってどのように太陽光発電を評価するかは、簡単に言うと、

  1. パネルの最適電流を調べる(パネルについたラベルに印刷してある)。
  2. 日射強度と電流を測る。
  3. 測定した電流と最適電流の比が日射強度に一致していることを確認する。

ということになりますが、分かりにくいと思いますので、具体的な現場作業の形でまた機会があれば報告したいと思います。

 

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