送電線はガラガラ問題のその後
- 著者名:
- Tomatosoup
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「送電線ガラガラ問題」をご存知でしょうか。太陽光を設置しようとしても電力会社が送電線がいっぱいで接続できないと拒否する問題に対し、「実は送電線はガラガラ」と京都大学の先生が反論したことがきっかけで起きた議論でした。その後、電力会社からは、「送電線というのは事故があった時にも停電が起こらないようにするため、容量の半分は事故対策に空けているからガラガラに見えるだけで、実際には余裕が無い」という説明がされていました。
正しいような話に聞こえますが・・・、ホントに半分も空けておかないと事故対応できないのですかねぇ。半分も空けておくって、まるで子供の知恵程度の解法ですね。今のように制御技術が発達していても、その程度のことしかできないのでしょうか?
・・・と疑問を持っていたら、電力会社の方も後ろめたかったのか、問題解決に取り組んでいたようです。「N-1電制」や「ノンファーム型接続」などの方法が検討され、東北電力が「N-1電制」に取り組むようです(東北電力。「N-1電制」適用開始、特高案件に新たな「空き」 聞いたことのない言葉だと思いますが、意味は記事を参考にしてください)。
どうやら「N-1電制」も「ノンファーム型接続」も既に海外で実施されていた方法で、このような解法があったにもかかわらず電力会社は「50%空け」に固執していたのですね。まぁ、その方が簡単で楽ですからね。
ただ、「N-1電制」も「ノンファーム型接続」も完全な解決という訳では無く、太陽光側は抑制を受け入れなければなりません。「普段は空いているので使って良いけれど、何かの時は我慢して」というやり方ですね。「N-1電制」の場合は事故などの緊急時、「ノンファーム型接続」の場合は送電線がいっぱいになってきたら抑制を受け入れなければならないようですが、それぐらいは太陽光発電側も受け入れなければならないでしょう。それに、これらの抑制はそれほど発生するとは思えません。まぁ、抑制を受け入れると銀行がお金を貸し渋るようになるかもしれませんから、そこは太陽光側で何とかしなければならないでしょう。
取りあえずは特高が対象なので、高圧や低圧がどうなるかはまだ判りません、しかし、この問題、結構良いスピードで解決されているように思います。低圧はともかく、高圧には何らかの対応をしてくるのではないでしょうか。他の電力会社も同様の対応をしてくるでしょう。とにかく太陽光発電の導入の可能性は広がりました。
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