パネルのリユース・リサイクル

著者名:
Tomatosoup
公開日:
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環境省が太陽光パネルのリユースに関するガイドラインを発表したようです(中古の太陽電池モジュール、環境省が売買や再利用に関するガイドラインを公表)。今後、卒FITの時代になってきた時に、太陽光パネルの不正廃棄を防ぐだけでなく、再利用を推進する下地を作ることが目的のようです(実際のガイドラインはこちら。また、環境省ではパネルのリサイクルに関するガイドラインも出しています—こちら)。

このようなガイドラインを出すことは良いことだと思いますね。

で、どちらのガイドラインもザっと見てみましたが、環境省が作ったせいか、リサイクルやリユースをきちんと行うための制約のようなものが並んでいて、これではリサイクル、リユースの推進にはなり難いような気がしました。やはりリサイクルやリユースを推進していくには、そこに経済的なメリットが生まれる仕組みを作らないと難しいのではないかという気がします。経産省がガイドラインを作っていたらもう少し違っていたかも・・・。

 

パネルのリサイクルやリユースを考える時、連想するのが経産省が進めている「廃棄費用の積み立て」制度ですね。この制度は検討中らしいですが、2022年度には導入される予定のようです(検討内容については「太陽光発電の廃棄費用外部積み立てが義務化!」が参考になります)。売電価格から源泉徴収される予定のようです。徴収額はFIT売電価格によって変わりますが、50kWの発電所で数十~100万円ぐらいになるでしょう。この資金があれば、リサイクル、リユースの買取り価格が多少悪くても、経済性がとれる仕組みができるのではないかと私は期待しています。

 

実際には産業用太陽光の卒FITが始まる2030年代にならないと、リユース・リサイクルの仕組みも整備されてこないでしょうね。それまでは需要が小さいでしょうから。

 

私の太陽光は後14-15年で卒FITになり、できることならその後も発電所として使っていきたいですが、その頃は私もかなり年を取っていますので、継続して運営していける自信がありません。継続するにせよ、リユース・リサイクルするにせよ、簡単に処理できるような仕組みが整備されていて欲しいと願っています。

 

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