【重要】対応しないと認定取消も!?皆さんコチラの注意喚起ご存じですか?→『定期報告に関するお知らせ(注意喚起)(資源エネルギー庁)』

著者名:
サムライ大家
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こんにちは。サムライ大家です。

 

皆さんご存知でしょうか?

 

2018年7月23日付けで「定期報告に関するお知らせ(注意喚起)(資源エネルギー庁)」が出されました(こちらのページの新着情報の欄に掲載されていました)。

 

シレっとHP上に掲載されただけなので、知らない人が多数いらっしゃると思います。

 

この「お知らせ」ですが、結構衝撃的なことが書かれています。

 

『定期報告の提出は認定基準として義務付けられているため、 2018年 8月 10 日までに御提出いただけない場合には、経済産業大臣による指導の対象となるほか、認定が取消しの対象となる可能性があります。』

 

いや~これはびっくりですね。全然周知されていないのに、掲載からわずか2週間と少しでいきなり認定取消をちらつかせるなんて…。

 

コラム掲載が8月10日を過ぎてるじゃないか!という突っ込みを受けそうですが、恥ずかしながらお知らせに気付いたのが、つい最近でした。

 

慌てて施工業者に確認しましたが、そもそもお知らせを「知らない」又は「知ってるけど、さほど緊急ではないと考えている」のどちらかでした。

 

また知っていた業者からも、この件に関して特にアナウンスはありませんでした。

 

施工業者の担当の話を聞いていると、責任は持てませんが「8月10日過ぎちゃっても全然大丈夫」という雰囲気でした。

 

サムライ大家も、何件かは8月10日を過ぎてしまいました…(しかも1件は後述する理由で未対応のままです)。

 

大丈夫かしら?

 

定期報告

 

太陽光発電所を運営している投資家・事業者は、「定期報告」を行う必要があります。

 

定期報告には、(1)設置費用報告、(2)運転費用報告、(3)増設費用報告の3種類あります。

 

太陽光パネルの増設を行っていない人は(3)の増設費用報告は無関係です。

 

また、(1)の設置費用報告は、施工業者が入力してくれていることが多いです。

 

我々のような投資家・事業者に関係するのは主に(2)運転費用報告だと思います。

 

運転費用報告には、土地等賃借料、修繕費、保守点検費、人件費、保険料、インターネット通信料、法人事業税、及び固定資産税(償却資産税も含む)などの年間金額、そして、廃棄費用(想定額)、廃棄費用の積立状況、柵・塀の設置状況、標識の設置状況、メンテナンス実施内容などがあります。

 

これだけ見ると結構大変に思えるかもしれませんが、基本的には数字を入力したり該当する選択肢にチェックを入れるだけであり、文章を入力するようなことは殆どありません。時間にして5分程度もあれば入力が終わります。

 

ちなみに、この(2)運転費用報告ですが、(1)設置費用報告が受理されていないと入力できないみたいです。サムライ大家の1件は施工業者が設置費用報告を行っていなかったようで、運転費用報告ができない状態です。施工業者からは受理まで待ってと言われました(いつ受理されるんでしょう?汗)。

 

定期報告の手順

 

再生可能エネルギー電子申請の右側に記載の

 

 

電子申請マイページからログインして入力を行います。

 

 

ここで入力するログインID(例えばabcd1234)は設備ID(例えばAB12345C67)とは違うものなので注意です。

 

サムライ大家の場合、ログインIDは購入時に施工業者にもらった資料一式の中に記載されているか、記載がない場合には施工業者に問い合わせて教えてもらいました。

 

ログインIDは分かったもののログインパスワードを忘れた場合は、下記赤丸箇所をクリックします。

 

 

すると下記のような画面が出るので、下にスクロールして赤丸で囲った「パスワード再発行」下方の入力欄にログインIDを入力します。

 

 

すると、登録済のメールアドレスに新規のパスワードが通知されます。受信まで意外とタイムラグがあったりします。

 

サムライ大家は、恥ずかしながら殆ど全件パスワードを再発行しました。ログインIDを揃えるのと、パスワードの再発行とで、相当な時間がかかかりました。そもそも登録済のメールアドレスって何だっけ?状態でしたので…笑

 

なお、前回ログインから一定期間経過するとパスワードを変更しなければならないようです。

 

これでログインID、パスワードが揃ったはずなので、ログインしてみてください。

 

ログインすると下記の画面になりますので、赤丸の「定期報告」をクリックします。

 

 

すると、次の画面になります。

 

 

どの項目でも良いと思いますが、例えば赤丸で囲った「設置者氏名(氏名/企業名)」に、個人投資家であれば氏名、法人であれば法人名称を入力します。ちなみに、個人名の場合、登録済の氏名について苗字と名前の間にスペースが入っている場合もありますので、苗字又は名前の一方だけで検索した方が早いかもしれません。

 

すると、検索結果が下に表示されます。

 

 

この中の赤丸で囲った「定期報告の作成ボタン」をクリックして、運転費用報告を選択し、内容を入力します。

 

入力内容の詳細は個々人で異なります。

 

定期報告_操作マニュアル(太陽光10kw以上)

 

を参照の上ご入力ください。

 

正直なところ、結構ざっくりとした数字で入力しています。撤去処分費用を50万円で想定しましたが、正直適当です。見積を取ったわけでもありません。以前施工業者の担当と話をした時にそのくらいの金額を口にしていたような気がするのでその額を入れました。その他もざっくり入力です。

 

審査の上、報告内容が無事に受理された場合、確認メールが届くようです。1週間待つのか、1か月待つのか、それ以上か、検討もつきませんが、ひとまず作業はこれでお終いです。

 

報告後も編集受理前であればいつでも内容を変更できます。よく分からない箇所があっても「一時保存」せずに、取り敢えず入力できる所まで入力して報告を一旦完了させてしまった方が良いかと思います。報告の日付が記録されるので、早いに越したことはありません。

 

ちなみに、2018年7月23日付けの「定期報告に関するお知らせ(注意喚起)(資源エネルギー庁)」に加えて、2018年7月31日付けで「廃棄費用(撤去及び処分費用)に関する報告義務化について(周知)(資源エネルギー庁)」という案内も掲載されています。

 

こんなこと言っちゃダメですが誰も見てないですって…

 

定期報告(運転費用報告)終わってるもんね~!という人も、廃棄費用の項目の入力が完了しているかどうか、念のためご確認ください。

 

まとめ

 

2018年7月23日付けで「定期報告に関するお知らせ(注意喚起)(資源エネルギー庁)」という案内が出されました。

 

2018年 8月 10 日までに御提出いただけない場合には、経済産業大臣による指導の対象となるほか、認定が取消しの対象となる可能性があるとのことですので、定期報告(主に運転費用報告だと思います)に未対応の人はお早目に対応ください。

 

いきなり認定取消はないと思いますが、放置していると指導の対象にはなりそうです。

 

そして私事ですが、1件の設置費用報告、早く受理されてくださーい!(この件の運転費用報告を忘れないようにしないと…(自戒))

 

それではまた次回宜しくお願い致します。

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