こんな太陽光施工業者はつぶれにくい?~メンテナンス業&自社所有~
- 著者名:
- サムライ大家
- 公開日:
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- 1373
こんにちは。サムライ大家です。
毎年のFIT価格の低下に伴い、太陽光施工業者の倒産のニュースが世間を騒がせてきました。今残っている業者は、体力のある選別された優良業者が多いものと思われます。
ただ、そのような優良業者でも今後の政策次第でどうなるかは不透明です。
今回のコラムでは、撤退・倒産の可能性が低い太陽光施工業者について考えてみました。
一言でいうと「施工以外に収入源のある会社」が今後も安定して事業を継続できる会社だと思います。
太陽光発電の関連事業以外に、順調な他事業も営んでいれば安定性は増すでしょう。
太陽光発電専門の業者で言えば、メンテナンス業務を行っている業者、自社所有の太陽光発電所がある業者などが該当します。
メンテンスひも付きの業者
太陽光発電所の施工業者の中には、施工後のメンテナンス契約を必須としている「メンテナンスひも付き」の業者がいます。
維持管理を自分で行いたい人にとってはあまり歓迎されないかもしれません。かくいうサムライ大家も、今のところメンテナンスを自分で行う方針ですので、ひも付きは敬遠してきました。ただ、発電所の数が増えれば増えるほど、全部自分で回るのは難しくなっていきます。どこかのタイミングでメンテナンスを依頼する発電所も出てくると思います。
さて、このメンテナンス業は不動産の管理会社に似ています。一方、施工業者は、不動産でいう売主業者、仲介会社、建築会社などに似ています。
仲介がメインの不動産会社は、融資情勢に大きな影響を受けます。昨今のスルガショックで、それまで隆盛を極めた業者がいきなり資金繰りが悪化し、倒産という事態に陥っています。一方、不動産の管理業務がメインの業者は安定的なストック収入を積み上げていますので、融資情勢の影響は小さくなります。融資が伸びない時期には管理会社の安定性が際立ちます。
施工業者についても同じで、もし融資が出なくなった場合(例えば信販会社が融資を止めてしまったような場合)、施工だけを行う業者は途端に苦しくなるものと思われます。
しかし、施工に加えて発電所のメンテナンス業務を拡大している業者は、毎月のストック収入が積みあがっていきますから、経営は安定します。
ただ、日本全国の発電所をメンテナンスするとなると、大変なので負担は大きいとは思いますが…。それでも安定的なストック収入を確保できるのは大きいと思われます。
自社所有の太陽光発電所がある業者
また、メンテナンス業務は行っていなくても、自社所有の発電所を多数持っている業者も、ストック収入が20年間確保されているので安定性が高くなります。
しかも、自社で施工する場合は、工事代金などの施工コストを抑えることができるため、表面利回りは物凄く高くなります。最高の条件で自社に投資できます(羨ましい限りです笑)。
まとめ
今回のコラムでは、将来つぶれにくいであろう太陽光施工業者について考察してみました。
一言でいうと、施工以外にストック収入がある業者さんです。
太陽光事業に限れば、メンテナンス業務を拡大している業者や、自社所有の発電所を多数持っているような業者が該当します。
20年に渡って、長期にお付き合いできる業者さんと巡り合いたいものですね。
それではまた次回宜しくお願い致します。
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