防草シートが抱える問題点!~皆さんの太陽光発電所は大丈夫でしょうか?防草シートがめくれてしまっている発電所は意外と多いのかもしれません~
- 著者名:
- サムライ大家
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こんにちは。サムライ大家です。
GWに草刈り遠征に行って参りました。その詳細は別のコラムに譲るとして、今回は、気になった防草シートの問題について触れたいと思います。
所有する発電所の隣地に他人の発電所もあるのですが、おそらく業者が敷いたであろう防草シート(多分ですが5年耐久くらいのシート)が一部めくれて土がむき出しになっていました。そして、そこから雑草が元気よく伸びてきていました。
また、所有する発電所の防草シート(こちらも5年耐久くらいのシート)も、半年前のメンテナンス時に一部めくれていたものを修復したのですが、GWに行った際にも再びめくれていました。
半年前のメンテナンス時には、台風の影響もあったのだろうと思っていたのですが、今回のGW遠征でも、半年前以上にめくれが発生していました。この半年間、台風のような暴風は無かったと記憶しているのですが、それでも多くのめくれが発生してしまっていたのです。
現地でのメンテナンスでは、防草シートの修復作業に多くの時間が取られてしまいました。補修用の防草シートや、防草シートを地面に留めるためのヘアピンを持参して修復作業を行いました。
防草シートのめくれが発生する原因
防草シートのめくれが発生する原因は主に3つあると思います。
1:防草シートを地面に留めるためのヘアピン同士の間隔が大きすぎること
2:シート同士のつなぎ目をかさねて、2つのシートをまとめて1本のヘアピンで留めてしまっていること
3:ヘアピンだけを打ち込み、シート押さえ板(下記の写真の丸いプラスチック板)を使用していないこと
これらのうち、特に1が大きな原因だと思います。ヘアピン同士の間隔は50cm程度が望ましいようですが、これらの発電所では1m以上の間隔になっています。ヘアピンの本数を減らし、シート押さえ板を使用しないことで、コスト削減を図っていたのでしょう。
ホームセンターでは、30cmのヘアピン50本セットで1280円、シート押さえ板も50個入りで500円以上はしました。ピン同士の間隔を短くし、すべてのピンにシート押さえ板を取り付け、シート同士のつなぎ目もまとめて1本のピンにせず、それぞれ留めるようにすると、かなりの本数が必要になります。
一方、敷地全面に15年耐久の防草シートを敷いている発電所では、施工がしっかりしており、全くシートのめくれは発生していませんでした。3年以上経過しますが全くです。ヘアピンの打設間隔も50cm程度ですし、シート押さえ板も使用しています。シート押さえ板があると、板の面積の分、より強くシートを押さえることができます。やはり、防草シートの施工にも良し悪しが分かれますね。
所有発電所の防草シートのめくれに対しては、シート押さえ板付きのヘアピンを追加で打設し、破れている箇所には、持参した別の防草シートを上から被せました。いまの防草シートの上から別の防草シートを新たに被せて補強したほうがよいのかもしれません。
まとめ
防草シートがめくれてしまっている発電所は意外と多いのかもしれません。皆さんの発電所は大丈夫でしょうか?
現地を見に行くのが1年に1回未満の人もいるかもしれません。防草シートの施工がいまいちだと、シートのめくれが発生しているかもしれませんので、一度、防草シートの施工内容を現地で確認してみたほうがよいかもしれません。
それでは、また次回も宜しくお願い致します。
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