太陽光発電所の地積調査で大失敗!危うく帰れなくなるところに…?

著者名:
サムライ大家
公開日:
閲覧数:
1729
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こんにちは。サムライ大家です。

 

もう昨年の話ですが、所有発電所の土地の地籍調査の立ち会いの手紙が届きました。

 

んん?地籍調査?何ですかそれは?行かなくちゃいけないの?面倒だなぁ。

 

まずはそんな感想でした(笑)

 

ちなみに地籍調査とは、国土交通省の地籍調査Webサイトより抜粋すると以下のような調査だそうです。

 

『地籍調査とは、主に市町村が主体となって、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量する調査です。「地籍」とは、いわば「土地に関する戸籍」のことです。各個人には固有の「戸籍」という情報があり、様々な行政場面で活用されているのと同様に、土地についても「地籍」の情報が行政の様々な場面で活用されています。』

 

大事なことだし、やっぱり行かなくちゃダメだよね。

 

ということで、参加することに。

 

地積調査当日

 

開催されたのは平日です。やむなく仕事を休んで立ち会いました(立ち会いは必須ではありませんが事前に電話で確認したところ推奨されたので…)。

 

発電所を設置している土地を含めた周辺の土地の地権者十数人が集まり、測量士さんや行政の人やらの誘導の下、隣地の人と一緒に境界を確認したり、不明な箇所に境界杭を打ったりといった作業が行われました。

 

 

この場所にこんなに人が集まるなんて初めてです。正直、「こんなに人いたんだ~~~」と驚きました。

 

私の発電所の土地と隣地との間でも境界杭の打ち込みが行われました。

 

一応メジャーで測量しつつも、

 

測量士さん「杭ないですね~。この辺に打っていいですか?」

 

サムライ大家&隣人さん「はい!ざっくりでいいですよ~~」

 

という大らかな確認で打ち込まれましたが(笑)

 

ちなみに、もし立ち会いに行かなかった場合どうなるのでしょう?

 

もしかしたら勝手に境界杭が打たれて事後報告だった可能性もあるので、行っておいてよかったのかな。

 

立ち会いは数十分ほどで無事に終了し、解散となりました。この辺りは貸家が多い地域なんだとか、●●さんはボケちゃってるんだとか、周辺環境について色々と話を聞けて勉強になりました(笑)

 

メンテナンスとその後

 

解散後は、折角はるばる来たのだからと発電所のメンテナンス(主に除草剤の散布)を行いました(実は立ち会い前にも、先に別の発電所に立ち寄ってメンテしてきました)。

 

そろそろ日も落ちる頃だし、明日も普通に仕事だから早めに引き上げよう。

 

荷物をまとめ、車のエンジンをかけたところ…。

 

ギュルルルルルっ

 

動かない。

 

タイヤがぬかるみにハマってしまい、空回りしてます。

 

ウソでしょ…?マズイマズイマズイ…(汗)。

 

そういえば前日までの大雨のせいか敷地はかなり水浸しでした。車を停めた場所はそこまでじゃなかったので特に気にしてなかったのですが、見事にやってしまいました。

 

地籍調査の立ち会いはとっくに終了し、周囲はいつもの静寂状態を取り戻しています(笑)

 

自力でなんとかするしかない。

 

まずは空回りしているタイヤの周囲の土を掘りだしていきます(軍手はしてたけど手動なのでなかなか進まない…)。

 

ある程度かき出してリトライ。

 

ギュルルルルルっ

 

ダメだ。全然動かない。しかも段々暗くなってきた。

 

これはイカンということで、周辺の住宅にピンポンして助けを求めてみました(車を押してもらえばなんとかなるかも)。

 

しかし、聞けばなぜか成人男性が全然いなくてアウト(女性や年配者ばかりなんだそうです)。そして気が付けばまた独りぼっちに(笑)

 

困ったな。このまま車中泊かな?いや明日は仕事だから帰れないとマズイ…。

 

というわけで思い立ったのが、地籍調査でお世話になった測量士さんにヘルプをお願いすることです(電話番号が分かる唯一の人だったので)。

 

そうしたら、なんとこの辺りに住んでる人ではなく、既に帰宅してしまったとのこと。

 

しかし、意気消沈する私に助け舟を出してくれました。なんと、立ち会いに同席した行政の担当者に連絡してくれたのです。

 

その後、行政の仕事も終わり、帰宅している可能性もある時間帯にも関わらず、その担当者含め複数の人たちが応援に来てくれました(涙)。

 

皆で「せ~の!」で押したのですが、ウソでしょ?それでも抜け出せない…。

 

ここでようやく「押せばなんとかなる」との考えが甘すぎたことに気が付きます(最初からJAFを呼ぶべき事態でした)。

 

役所に戻ってロープを持ってきてくださり、けん引で引っ張り出す作戦に変更。

 

しかし、それでもダメ。

 

引っ張り出す方向を変え、タイヤに平板のあて木を添えると…

 

ブォォォォォォォン

 

ついに抜け出せました!(涙)

 

最初に抜け出せないことに気づいてから1時間半が経過していました(周囲は真っ暗)。

 

夜遅くに助けてくれた行政の人たちにお詫びとお礼を100回くらいは述べたでしょうか。本当に申し訳ない気持ち、感謝の気持ちで現地を後にし、その日のうちに無事に帰宅することができました。

 

行政の皆さまにはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

 

いや~、今回はやってしまいました。

 

雨の後は気を付けるべし!という教訓を得ました(ホント気を付けます…)

 

まとめ

 

本来「地籍調査」のコラムのはずが、ほとんど、ぬかるみ脱出エピソードと反省文になってしまいました(笑)

 

大雨の後の発電所メンテナンスは特にお気を付けください!

 

それでは、また次回も宜しくお願い致します。

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