信販会社で太陽光融資1億を実現するために必要な「融資の●●」とは…?

著者名:
サムライ大家
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信販会社から1億円借り入れるのは可能なのか?

 

こんにちは。サムライ大家です。

 

今回のコラムも、前回に続き信販会社ネタです。

 

前回のコラムでは信販会社の融資条件などをお伝えしましたが、信販会社からは一体どれほどの借り入れが可能なのでしょうか。

 

果たして「1億」借り入れることは可能なのか?

 

この問いに対する答えは

 

「可能」

 

です。

 

サムライ大家は残念ながら信販会社からの融資は1億に届いていません。しかし、後から振り返ってみると、もっと上手くやれば届いたのではと思っています。

 

(現状、個人での信販会社からの借り入れは打ち止めにしています。将来的に法人での借り入れは可能性があると考えてますので、個人及び法人の合算で1億超える可能性はありえます。)

 

そもそも信販会社の融資審査は…

 

信販会社でソーラーローンの審査(個人への融資審査)を行うときに提出する資料は、個人の源泉徴収票又は確定申告書のコピーです。その資料を提出してから1日~1週間程度で結果が出てきます。

 

ほとんど個人属性で融資の可否が決まります。そして、どんなに高属性の人でも1つの信販会社から1億借り入れすることは難しくなります。年収2000~3000万円クラスかそれ以上の高属性サラリーマンでも、某信販会社単体での融資上限は6000万程と聞いたことがあります(この信販会社の営業マンから直接聞きました)。ちなみに、上場企業サラリーマンくらいだと、この某信販会社は4000万円が総額上限で打ち止めのケースが多いです。

 

となると、1億に到達させるためには複数の信販会社から借り入れることになります。

 

しかし、そこで問題になってくるのが「融資の順番」なのです。

 

なぜ「融資の順番」が問題となるのか?

 

それは、信販会社の中には発電所の数を問題にしている所があるからです。他の信販会社から借り入れした発電所の数が所定数に達していると、それだけで融資不可になってしまいます。言わなければいいじゃない!?と思うかもしれませんが、信用情報(CIC)にアクセスすれば、そうした情報に簡単に把握できるので言っても追わなくても結果は同じです(融資審査の過程で必ずアクセスされてしまいます)。

 

例えば、信販会社Aで2基借り入れ、信販会社Bで1基借り入れている人が居たとします。そして、発電所数の条件が設けられている信販会社Cで融資を受けようとした場合、問答無用で融資不可となります。不思議なことに既存借り入れ額の大きさは関係無しです。

 

一方、(発電所数の条件が設けられている)信販会社Cで先に融資を受けていれば、後から、信販会社Aから2基、信販会社Bで1基借り入れできる可能性は残されます(全体の借入額が増えることによる融資上限減額などはありえますが)。

 

「じゃあ、その信販会社どこなのよ?」

 

コラムの中では固有名詞は出せませんが、この信販会社Cは、前回のコラムでも触れた「担保型」の融資がある会社です。上に記載の事例は実例でして、私はこの悲しい条件を「4基目の壁」と呼んでいます。

 

そんなわけで、「融資の順番」が借入総額に大きく影響してくることになります。規模拡大を狙う人は、この順番まで意識して動いてみてください。

 

信販会社で1億円の組み立て方

 

私自身1億に到達してませんが、後から振り返って「融資の順番」をもっと意識していたら可能だったのではと思います。

 

組み立てのイメージとしては、

 

信販会社Aから4000万(2基)
信販会社Bから3000万(2基)
信販会社Cから3000万(1基)

 

で1億です。

 

ここでは、信販会社Cでは、融資上限が伸びる「担保型」の融資を利用する前提です。融資の順番は例えばA→C→Bです。

 

ソーラーローンの取り扱いのある信販会社は5つほどありますが、実際アクティブなのは上記3社です。他の信販会社はあまり積極的ではありません(そもそも提携会社を見つけるのが大変です)。住宅屋根を対象としたソーラーローン(リフォームローン)の方は可能性があるかもしれませんが…。

 

理想と現実

 

しかし、いざ「融資の順番」を意識して動いても、実現するには運にも左右されてしまいます。そこまで辿り着く前に、クリアしなければならないハードルがいっぱいあります。

 

・それぞれの信販会社と提携している太陽光施工業者を見つけること
・各太陽光発電所の連系(稼働)の順番(融資の順番)がコントロールできること(上記事例で言うと信販会社Cの融資タイミングを上手く調節できること)
・良心的な値段で案件を提供してくれること(目標利回りをクリアしていること)

 

1つの太陽光施工業者が信販会社A~Cまで全部と提携していれば良いのですが(提携していないとソーラーローンは利用できません)、そうした業者を見つけるのは大変です。結局、複数の太陽光施工業者を組み合わせることになるのではないかと思います。

 

しかし、複数の業者が絡めば融資の順番をコントロールするのは相当難しくなります(豆に連絡を取って状況を確認するなど自身のマネジメント力が問われます)。さらに、連系(稼働)タイミングについては電力会社の都合で大きく遅れることがあるので、複数の業者で個別に進めていくと「融資の順番」を守ることは至難の技。運にも左右されてしまうことがお分かり頂けるのではないでしょうか。

 

仮に、信販会社A~Cと提携している1つの太陽光施工業者を見つけられ、順番も上手くコントロールできたとしても、目標利回りを上回る条件で購入できるかといったら分かりません。

 

このように、信販会社からの借り入れを伸ばすために「融資の順番」を意識して動いていても、上手くいくかは運にも左右されてしまうのです。理想と現実の間にはやはりギャップがありますね。

 

とは言え、可能性がある限り「融資の順番」まで意識して行動したいものです。

 

手探り状態でもガムシャラに動いていれば、いつかどこかですべてが繋がります。私もこれまでずっと手探りで行動してきましたが、点が繋がって線になる経験を融資に限らず何度か経験しています。諦めなけれな何とかなるという楽観的な考えなので、ひたすら行動です(笑)。

 

まとめ

 

長々と書いてきましたが、総合すると、信販会社から太陽光融資融資1億円は可能です。

 

そして、その実現のための必要条件は「融資の順番」を意識することです。これを意識して行動すれば、たとえ1億には達しなくても、一つ多く発電所が買える可能性が高まります。

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします。

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