最近の過積載太陽光発電所のトレンドとは?

著者名:
サムライ大家
公開日:
閲覧数:
1338

こんにちは。サムライ大家です。

 

皆さん、太陽光発電投資で「過積載」という単語を聞いたことがあると思います。

 

過積載とは、例えば、パワコンの容量を49.5kWにして太陽光パネルを90kW載せるなど、パワコンに対して太陽光パネルが過度に積載した状態を意味し、そのような発電所のことを「過積載」の発電所と言います。

 

これは、限られた条件の中で発電所の利回りをアップさせる企業努力で生まれた形態です。

 

固定価格買取制度(FIT制度)のスタート時の初期の発電所は、パワコン容量49.5kWに対して太陽光パネル50kW~55kW程度が主流でしたが、次第にパワコン容量に対して積載する太陽光パネルの容量が増えていきました。

 

現在の案件のほとんどが「過積載」の太陽光発電所だと思います。

 

そんな過積載の発電所ですが、最近のトレンドは「パワコンを間引く」ことが行われているように思います。

 

例えば、パワコン49.5kWに対して太陽光パネル60kWくらいの発電所があったとします。数年前であれば、こうした組み合わせは「普通」でした。

 

しかし、今では太陽光パネルが60kW載せられる土地であれば、そちらを固定し、パワコンを38.5kWくらいまで減らすことが行われています。

 

5.5kWのパワコンが9台設置されていたものが、7台に間引かれているイメージです。

 

過積載とピークカットの関係(ピークカットについては今回省略します)から、このくらいのバランスが、売電収入も減りにくく且つ初期コストを抑えることが可能なコストパフォーマンスの高い組み合わせのようです。

 

ただ、サムライ大家はピークカットによる売電収入の減少分を甘くみない方がよいと考えていますので、パワコンの間引きすぎには注意が必要だと思ってはいます…。

 

パワコンは1台あたり数十万円のオーダーなので、2台削減できれば初期コストを少なくできるだけではなく、将来のパワコン交換(10年後~15年後くらい)時の交換費用も抑えることができます。

 

さらに、運営経費も削減できます。太陽光発電所も電気代がかかりますが、パワコン2台削減できれば、毎月数百円以上、年間にして数千円(5千円くらい?)電気代が少なくなります。年間のキャッシュフローが数千円改善するのは素晴らしいことです。

 

最近のトレンドであるパワコン間引き型の過積載の良し悪しは時間が経ってみないと分かりません。ピークカットによって売電予測値よりも実際の売電収入が少なくなってしまう可能性もあります。そのような結果だとあまり良いやり方ではないかもしれません。

 

サムライ大家の発電所でもパワコン間引き型の発電所がいくつか連系し、売電を開始しています。一年経過した時に結果が分かりますので、その辺りも結果が分かり次第報告していきたいと思います。

 

まとめ

 

最近の過積載太陽光発電所のトレンドは「パワコン間引き型の発電所」です。

 

パワコン49.5kWに対して太陽光パネルを80~90kWくらい載せるタイプの過積載だけではなく、土地の制約で60kW程度しかパネルが設置できない場合に、パワコンを49.5kWから38.5kWまで減らす(台数を間引く)タイプの発電所をよく目にするようになりました。

 

一年間の売電結果がどうなるか分かりませんが、コストパフォーマンスが良いと考えられているようなので、期待して経過を観察していきたいと思います。

 

それではまた次回宜しくお願いいたします。

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