個人vs法人 住宅ローンの利用予定がある人は…

著者名:
サムライ大家
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こんにちは。サムライ大家です。

 

太陽光発電投資を行うサラリーマン投資家の中には、住宅ローンを利用する予定がある人もたくさんいらっしゃると思います。

 

自宅は負債だけど

 

金持ち父さんの言葉を借りると「自宅は負債」ですが、家族の住環境を考えるとマイホームを購入する人も多いのではないでしょうか。

 

かくいう私も「負債」である「自宅」を購入済みの状況で投資に望んでいます。

 

これまでローン返済という形で私のポケットからお金を奪っていった「負債」ですが、この負債も売却により「資産」に変身する可能性を秘めています。大きな売却益を得ることができれば、最後に「負債」を資産化させることができます。反対に、売却額が残債を下回るようなら売るに売れないでしょうから負債のままとなります。

 

すべては売却時に確定するわけですが、自宅も単なる負債で終わらせないように意識しています。

 

事業借入があると銀行の通常の住宅ローンは難しくなる

 

以前のコラムで、太陽光や不動産の事業借入がある中で住宅ローンの借り換えができたことをお伝えしましたが、今回は新たな住宅ローンがテーマです。

 

私事ですが、いまの自宅を売却しつつ新しい自宅を購入して移り住む可能性があり、色々と動いています。

 

しかし「果たして新規の住宅ローンがおりるのか?」という問題があります。

 

本当に大丈夫なのか不安な気持ちの中、いくつかの不動産業者にコンタクトし、一部は事前審査も完了しました。

 

結論として、事業借入があっても新規の住宅ローンの事前承認が出ました(購入できるかはまだ不透明です)。

 

しかし、都市銀行などは事業借入があると通常の変動金利での住宅ローンはまず難しいようです。

 

事業借入があっても積極的だと聞いていた某地銀も残念ながらNG回答でした。

 

そんな中、手を挙げてくれたのが不動産業者経由で打診した某信金さんでした(既に付き合いのある信金さんにも持ち込んでいますがそちらは審査中のまま)。

 

駆けずり回って、なんとか承認がおりたという感じです。

 

事業借入があってもフラット35ならOK

 

一方、事業借入があってもフラット35ならほぼ大丈夫のようです。切り離して本業の給与収入で判断してくれるみたいです。

 

ほどなくして、あわせて打診していたフラット35のほうも事前承認がおりました。

 

もし通常の住宅ローンが難しくてもフラット35は活用できるわけですから、私を含めすでに個人で借入がある人にとっては力強い存在ですね。

 

住宅ローンの利用予定があるなら法人購入のほうがよいかも

 

法人での事業借入を個人の住宅ローンと切り離して審査してくれた某信金さん(フラット35ではなく通常の変動金利)でも、個人での事業借入は切り離してもらえませんでした。

 

個人借り入れを考慮しつつ、なんとかOKをもらえた形です。

 

個人での借り入れが大きくなりすぎると、明らかに住宅ローンもNGになりやすいようです。

 

住宅ローンの審査にできるだけ影響がないようにするには、なるべく個人での事業借入は少なくし、法人で借入していくのが吉のようですね。

 

まとめ

 

今回のコラムでは、新規に住宅ローンを利用する予定がある人が、太陽光発電所を個人又は法人のどちらで購入すべきなのかを、実体験に即して記載してみました。

 

結論としては、個人よりも法人で購入したほうが、通常の住宅ローンがおりる可能性が高そうです。

 

もし通常の住宅ローンが難しくても、フラット35という力強い存在があるので、なんとかなるはず。

 

でも、サラリーマンを辞めてしまったら見込みは非常に薄くなってしまいます。

 

良質の個人確定申告書(または法人決算書)を準備できれば問題ないのかもしれませんが、そうでない人はサラリーマンを辞める前に住宅ローンを通しておいたほうがよいかもしれません。

 

それでは、また次回も宜しくお願い致します。

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