36円、40円の太陽光発電所のパワコン交換費用は想定よりも少なくて済むかも?

著者名:
サムライ大家
公開日:
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814
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こんにちは。サムライ大家です。

 

ふと、あることに気が付きました。

 

36円、40円時代の太陽光発電所を所有している人は、パワコン交換費用が当初想定していた金額よりも圧倒的に少なくて済む可能性があります。

 

36円、40円の高い売電単価時代の発電所の多くは現在のように過積載の発電所ではありません。

 

パワコン49.5kWに対して太陽光パネルは50kWと少し程度(多くても55kW程度)の組み合わせが多かったのです。パネル容量の方が小さい発電所もあったくらいです(ちなみにパワコン容量かパネル容量のどちらかが50kW未満であれば低圧となります)。

 

当時はそもそも過積載という概念が無かったことや、低圧分割が可能であったことが原因と思われます。

 

低圧分割とは、大きな土地を分割して50kWクラスの発電所を多数販売する方法のことです。

 

限られた土地に多くの発電所を設置した方が売上が上がりますから、太陽光パネル50kW程度を1区画とする流れでした。

 

そのため、1つの発電所当たりの敷地面積が広くなければ実施できない「過積載」という発想が生まれにくかったのです。

 

そんな過積載ではない36円、40円の太陽光発電所では、将来のパワコン交換に備えて、例えば5.5kWのパワコン9台分の交換費用を積み立てることを想定したかと思います。

 

しかし、いまは過積載全盛の時代。

 

50kWの太陽光パネルの発電所に対してパワコンは30kW~35kW程度の組み合わせにして、コストダウン(利回りアップ)を図っています。

 

つまり、5.5kWのパワコンであれば6台程度あれば良い計算です。

 

当初は9台分を全交換する想定だったのに対して、2/3で済むことになります。

 

しかもパワコンの値段はどんどん下がっています。1台あたりのコストが半分程度かそれ以下に下がってきており、しかも交換を要する台数も2/3程度に減少することになりますので、当初の想定よりも圧倒的に交換費用が少なくて済むことになりそうです(単純計算ですが1/2 × 2/3=1/3で済むかも?)。

 

完全に嬉しい誤算です。

 

今後も、FIT価格の値下がりに応じてパワコンを含めた設備費用もさらに下がるでしょうから、さらにパワコン交換費用は少なくなりそうですね。

 

まとめ

 

今まで意識したことが無かったのですが、36円、40円の過積載ではない太陽光発電所のパワコン交換費用は想定よりも少なくて済むかもしれません。それも圧倒的に少なくて済む可能性があります。

 

FIT価格の低下により、良い影響がある数少ない事例だと思います。嬉しい誤算ですね。

 

それではまた次回宜しくお願い致します。

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